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J-GLOBAL ID:201702224099550132   整理番号:17A0758299

トウモロコシ(Zea mays)Fe欠乏症関連の4(ZmFDR4)は単子葉植物の色素体における鉄輸送体として機能する【Powered by NICT】

Zea mays Fe deficiency-related 4 (ZmFDR4) functions as an iron transporter in the plastids of monocots
著者 (9件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 147-163  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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プラスチド中の鉄(Fe)ホメオスタシスは,その毒性自由イオン形で起こるからFeを阻止するFe輸送蛋白質と密接に関連している。しかし,色素体におけるFe輸送(約五)および非緑色色素体中の鉄の機能に関連した既知の蛋白質ファミリーの数は限られている。本研究では,著者らはZea mays Fe欠乏症関連4(ZmFDR4)の機能的特性化,Fe欠乏トウモロコシ根のcDNAライブラリーの差次的に発現したクローンから単離されたを報告した。ZmFDR4は細菌FliPスーパーファミリー,藻類及び陸生植物の両方に共存し,に相同と酵母変異株の正常な増殖を回復することができるfet3fet4,欠損Fe取込系を有していた。ZmFDR4mRNAはトウモロコシにおけるユビキタスであり,コムギにおける鉄欠乏により誘導される。イネプロトプラストにおける35年代ZmFDR4eGFP融合蛋白質の一過性発現はZmFDR4は色素体エンベロープとチラコイドに局在することを示した。35年代C Myc ZmFDR4トランスジェニックタバコでは,免疫組織化学と免疫ブロッティングはZmFDR4は葉緑体エンベロープとチラコイドの両方に標的化されることを確認した。一方,超微細構造分析はZmFDR4は色素体の密度とデンプン粒の蓄積を促進することを示した。さらに,バソフェナントロリンスルホン酸(BPDS)比色分析及び誘導結合プラズマ質量分析(ICP MS)はZmFDR4である色素によるFe取込に関係していることを示し,種子Fe含有量を増加させた。最後に,35年代C Myc ZmFDR4トランスジェニックタバコは増強された光合成効率を示した。それ故,本研究の結果は,ZmFDR4は単子葉植物色素体における鉄輸送体として機能し,色素体によるFe吸収の過程への洞察を提供することを示す。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  植物に対する影響  ,  遺伝子発現  ,  植物生理学一般  ,  発生,成長,分化 

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