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J-GLOBAL ID:201702224921172046   整理番号:17A0317405

膵臓癌治療のためのナノキャリアベースドラッグデリバリーシステムを用いた増強された免疫原性細胞死の誘導【Powered by NICT】

Inducing enhanced immunogenic cell death with nanocarrier-based drug delivery systems for pancreatic cancer therapy
著者 (14件):
資料名:
巻: 102  ページ: 187-197  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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免疫原性細胞死(ICD)が起こるアポトーシス腫瘍細胞は特異的免疫応答,抗腫瘍効果を誘発し,免疫刺激損傷関連分子パターン(DAMPs)の放出を介してを誘発する。ナノメディシンは化学療法剤のデリバリーにおけるそれらの証明された利点のためにICDに影響する可能性があると仮定して,それぞれICDとnon-ICD誘導剤,オキサリプラチン(OXA)またはゲムシタビン(GEM)をカプセル化した両親媒性ジブロック共重合体ナノ粒子。GEMもナノ粒子カプセル化されたGEM(NP GEM)も,ICDを誘導し,OXAとナノ粒子カプセル化されたOXA(NP OXA)の両方は,ICDを誘導した。興味深いことに,NP OXA処理腫瘍細胞はよりDAMPsを放出し,in vitro OXA処理よりも樹状細胞とTリンパ球の強い免疫応答を誘導した。OXAとNP OXAは免疫不全マウスにおけるよりも免疫適格マウスにおける強い治療効果を示し,治療効果の増強したOXA群よりもNP OXA群で有意に高かった。さらに,NP OXA処理はOXA処理よりも腫瘍浸潤活性化細胞傷害性Tリンパ球のより高い比率を誘導した。ナノ粒子送達によるICD増強の一般的傾向は,ICD誘導物質とnon-ICD誘導剤,ドキソルビシン及び5-フルオロウラシルのもう一つの対を評価する上で確認された。結論として,ナノ粒子カプセル化はICD仲介抗腫瘍能力を持つnon-ICD誘導因子を与えなかったが,ナノ粒子カプセル化ICDインデューサーによる治療はICDを有意に増加させ,その結果自由ICD誘導因子よりも抗腫瘍効果を改善した。提案したナノ医療アプローチはICDの新規細胞死機構を介して癌免疫療法に影響を与える可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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