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J-GLOBAL ID：201702224979935042   整理番号：17A1607090

FDTD法による地中レーダを用いた鉄筋コンクリート下の空洞検出特性

著者 (4件)： 園田潤 (仙台高専) ,  昆太一 (NTTアドバンステクノロジ) ,  佐藤源之 (東北大 東北アジア研セ) ,  阿部幸雄 (建設環境研)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 C(Web)
巻： J100-C  号： 8  ページ： 302-309 (WEB ONLY)  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： U0472A  ISSN： 1881-0217  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,トンネルや道路などインフラの劣化が社会問題化しており,異常箇所を効果的に早期発見することが必要とされている。このような社会インフラの検査センシングには地中レーダが有効である。しかしながら,例えば,鉄筋コンクリート下の空洞検出のような電磁波が多重散乱しレーダ画像が複雑になるような場合では,信号処理をしても空洞の判定が困難で熟練技術者による判読が必要になる問題があり,得られたレーダ画像の検証や検出可能な物体サイズなどの理論的検討が必要であった。そこで本研究では,地中レーダを用いた鉄筋コンクリート下の空洞を客観的・定量的に検証するために,GPUを用いたFDTD法による高速地中レーダシミュレーションにより空洞検出特性を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： 有限差分時間領域法 ,  *地中レーダ ,  鉄筋コンクリート ,  *空洞 ,  変化 ,  *故障検出 ,  マイクロプロセッサ ,  専用プロセッサ ,  点検 ,  インフラストラクチャー
準シソーラス用語： FDTD法 ,  路面下空洞 ,  空洞化 ,  *欠陥検出 ,  GPU【プロセッサ】 ,  社会インフラ

分類 (2件)： レーダ  (ND13010H) ,  リモートセンシング一般  (AD04000L)

引用文献 (19件)：

• 佐藤源之,“地中レーダによる地下イメージング,” 信学論(C),vol.J85-C, no.7, pp.520-530, July 2002.
• P. Shangguan and I.L. Al-Qadi, “Calibration of FDTD simulation of GPR signal for asphalt pavement compaction monitoring,” IEEE Trans. Geosci. Remote Sens., vol.53, no.3, pp.1538-1548, March 2005.
• X. Wei and Y. Zhang, “Autofocusing techniques for GPR data from RC bridge decks,” IEEE J. Selected Topics in Applied Earth Observations and Remote Sensing, vol.7, no.12, pp.4860-4868, Dec. 2015.
• X. Wei and Y. Zhang, “Interference removal for autofocusing of GPR data from RC bridge decks,” IEEE J. Selected Topics in Applied Earth Observations and Remote Sensing, vol.8, no.3, pp.1145-1151, March 2015.
• C. Guiffaut and K. Mahdjoubi, “A parallel FDTD algorithm using the MPI library,” IEEE Antennas Propag. Mag., vol.43, no.2, pp.94-103, April 2001.

タイトルに関連する用語 (4件)： FDTD法 ,  地中レーダ ,  鉄筋コンクリート ,  空洞