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J-GLOBAL ID:201702225346865690   整理番号:17A0660553

双頭陽イオン界面活性剤とそれらのDNAとの相互作用による生物膜防止【Powered by NICT】

Biofilm prevention by dicephalic cationic surfactants and their interactions with DNA
著者 (5件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 682-692  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:研究は双頭カチオン界面活性剤N,N-ビス[3,3′-(ジメチルアミン)-プロピル]アルキルアミド二塩酸塩とN,N-ビス[3,3′-(トリメチルアンモニオ)プロピル]アルキルアミドジブロミド(アルキル:n C_9H_19,n C_11H_23,n C_13H_27,n C_15H_31)の構造とそれらの抗細菌及び生物膜防止活性間の関係の解明に寄与することを目的とした。【方法】と結果Staphylococcus epidermidisおよびPseudomonas aeruginosaに対する双頭界面活性剤の最小阻止濃度と最小殺菌濃度(MIC及びMBC)を,標準的な方法を用いて試験した。緑膿菌は研究した化合物に耐性であったが,Staph.epidermidisに対するMBC値は048 001mmol L~ 1に達した。種々の表面への細菌生物膜と付着に及ぼす双頭界面活性剤の影響をクリスタルバイオレット染色またはコロニー計数を用いて調べた。細菌付着の減少が観察され,特にガラスとステンレス鋼の場合であった。DNAの凝縮は,エチジウムブロミドインターカレーション分析で示された。【結論】双頭界面活性剤はStaph.epidermidisに対して抗細菌活性を示した。研究した化合物の活性は,炭化水素鎖長と対イオンに依存した。異なる材料に作製した界面活性剤はStaph.epidermidis接着を減少させ,界面活性剤構造と基質に依存した。双頭界面活性剤はDNA凝縮の能力を示した。研究の意義と影響:本研究では,生物膜形成を防止するための表面被覆剤としての双頭界面活性剤の応用の可能性を指摘した。これらの化合物は効率的に凝縮したDNA及びトランスフェクションへの更なる研究のための有望な候補である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物生理一般  ,  抗細菌薬の基礎研究 
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