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J-GLOBAL ID：201702226097672799   整理番号：17A0704986

腫瘍内薬物送達のためのナノキャリアプラットフォームとしての二重テンプレート法により合成したメソ多孔質鉄カルボン酸塩金属-有機骨格【Powered by NICT】

Mesoporous iron-carboxylate metal-organic frameworks synthesized by the double-template method as a nanocarrier platform for intratumoral drug delivery

著者 (7件)： Wu Zhengfei (College of Chemical Engineering, Sichuan University, Chengdu 610065, China. [e-mail]) ,  Hao Na ,  Zhang Hai ,  Guo Zhaoyuan ,  Liu Rong ,  He Bin ,  Li Sai
資料名： Biomaterials Science  (Biomaterials Science)
巻： 5  号： 5  ページ： 1032-1040  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2460A  ISSN： 2047-4849  CODEN： BSICCH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ドラッグデリバリーのための強力なプラットフォームとしての金属-有機フレームワークは,近年,大きな注目を集めている。本研究では,メソ多孔性鉄金属-有機骨格ナノ粒子(mesoMOFs)は二重テンプレート法により合成した。臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)とクエン酸(CA)を二重テンプレート剤として選択した。mesoMOFsをEDX,元素分析,TG,BET,SEM,TEM,およびDLSにより特性化した。抗癌剤ドキソルビシン塩酸塩(DOX)はmesoMOFsにカプセル化し,DOX負荷含有量が55wt%までであった。mesoMOFsは4T1乳癌細胞と3T3線維芽細胞の両方に対して非毒性だった。DOX負荷mesoMOFsはin vitroで遊離ドキソルビシンよりも優れた抗腫瘍効果を示した。DOX負荷mesoMOFsのin vivoでの抗癌活性は,4T1乳癌担癌マウスで検討した。DOX負荷mesoMOFsの腫瘍内投与はmesoMOFsは有意にDOXの全身毒性を低下させ,持続的にDOXを放出し,化学療法のための効果的なDOX濃度を維持できることを明らかにした。DOX負荷mesoMOFsは優れた治療効果と局所化学療法における低副作用を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 抗腫瘍薬 ,  *カルボン酸塩 ,  *腫瘍 ,  抗腫瘍作用 ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  副作用 ,  乳房腫瘍 ,  *鉄 ,  薬物療法 ,  毒性 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 局所化学療法 ,  腫瘍内投与 ,  担癌マウス ,  *MOF【配位高分子】 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  配位化合物一般  (CE01010G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 腫瘍 ,  薬物送達 ,  テンプレート ,  メソ多孔質 ,  鉄 ,  カルボン酸塩 ,  金属-有機骨格