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J-GLOBAL ID:201702226231645643   整理番号:17A0417797

HPV DNA検出に関しリアルタイムPCR法により「検出されないが増幅される」結果の意義

Significance of “Not Detected but Amplified“ Results by Real-Time PCR Method for HPV DNA Detection
著者 (10件):
資料名:
巻: 2016  号: Biochemistry  ページ: ROMBUNNO.5170419 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトパピローマウイルス(HPV)感染は子宮頸癌における重要な病因因子である。様々なHPV DNA検出法が臨床病理学的レベルで評価されている。正常な細胞学的所見を伴う検体に関し,検出法の間での食い違いが頻繁に見られ,十分な解釈が困難でありうる。6322の臨床検体を,リアルタイムPCRおよびハイブリッドキャプチャー2(HC2)法に投入し,評価した。リアルタイムPCRにより573の陽性または「検出されないが増幅される」(NDBA)検体を,DNAシーケンサーを用いて追加的に試験した。リアルタイムPCRの信頼性に関し,325の再試験を行った。最適なカットオフサイクル閾値(Cγ)値も評価した。投入された検体の78.7%は正常または非特異的細胞学的所見を示した。リアルタイムPCRによるHPV型の区分は陽性症例とNDBA症例の間で異ならなかった。断片分析による陽性症例に関し,リアルタイムPCRとHC2との一致率は94.2%と84.2%であった。NDBA症例において,断片分析とリアルタイムPCRは77.0%で同一の結果を示し,HC2は断片分析と27.6%の一致を明らかにした。最適なカットオフCγ値はHPV型に関し異なった。リアルタイムPCRにおけるNDBA結果は,不確かだが陰性ではないと捉えるべきである。HPV型に関するカットオフCγ値の補正は,適切な結果解釈の助けとなるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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微生物検査  ,  臨床診断学  ,  感染症・寄生虫症の診断 
タイトルに関連する用語 (4件):
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