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J-GLOBAL ID：201702226474083078   整理番号：17A0717681

ダムの水理設計(58)-設備要素の水理特性と設計(27)-

著者 (1件)： 柏井条介 (ダム技術セ)
資料名： ダム技術  (Engineering for Dams)
号： 369  ページ： 28-34  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： Y0579A  ISSN： 0289-9639  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 堤趾導流壁面への作用圧力は,フーチング上流端に対して下流端の動水圧が3割程度に低減する実験事例を紹介した。戻り流がない場合の壁面作用圧は,水面高を静水圧分布として作用させることに大きな問題がないことを示した。ここで,戻り流がある場合は,静水圧の扱いに余裕がなくなるので注意を要するものとした。次に,デフレクターによる壁高低減時の留意点として,一般に動水圧作用高さが高くなり,特に,もどり流のある場合はデフレクター設置高さ・角度により作用圧は水面高による静水圧を大きく超える場合があることを指摘した。

シソーラス用語： *ダム ,  *水理学 ,  *導水路 ,  水理構造物 ,  端部 ,  特性 ,  水圧 ,  流体流 ,  邪魔板 ,  *水理特性
準シソーラス用語： デフレクタ ,  堤趾 ,  *導流壁 ,  戻り流

分類 (1件)： ダム付帯設備,水路工作物  (RC16020O)

引用文献 (2件)：

• 藤本成,山本邦一:スキージャンプ式減勢工のデフレクターの高さの効果,土木技術資料,No.9-8,pp.15-20,1967
• 加藤敏治,中沢顕二:階段式導流水路の導流壁高,土木技術資料,No.26-3,pp.23-28,1984

タイトルに関連する用語 (6件)： ダム ,  水理設計 ,  設備 ,  要素 ,  水理特性 ,  設計