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J-GLOBAL ID:201702226587477082   整理番号:17A0250284

カチオン性高分子電解質とアニオン性界面活性剤からなる高分子-界面活性剤複合体単分子膜の摩擦・摩耗挙動

著者 (3件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 41-48(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カチオン性高分子電解質であるポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド(PDMDAAC)とアニオン性界面活性剤がイオン結合を介して結合した高分子-界面活性剤複合体(PSC)で単分子膜を調製し,この単分子膜の特徴を表面圧-面積等温線測定,ブルースター角顕微鏡(BAM)観察ならびにX線光電子分光法(XPS)で明らかにした.また,これらのPSC単分子膜で被覆したガラス基板の摩擦・摩耗挙動を測定した.PSC膜で被覆した基板は,低分子化合物や電荷をもたない高分子の単分子膜で被覆した基板を比較すると,疎水鎖が同じ場合には摩擦係数は0.04-0.07と同程度であったが,ステンレスボール圧子を往復運動させたときの摩耗開始回数は,パルミチン酸膜の67回,アクリル酸オクタデシルの331回からSHS/PDMDAAC膜で734回,C16A/PDMDAAC膜で1057回と飛躍的に向上した.(著者抄録)
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分類 (3件):
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有機化合物の薄膜  ,  界面化学一般  ,  合成洗剤 
物質索引 (5件):
物質索引
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引用文献 (22件):
  • 1) R. Stribeck, Zeit. VDI, 46 (1902).
  • 2) W. B. Hardy and I. Doubleday, Proc. Roy. Soc. Lond., A, 100, 550 (1922).
  • 3) バウンデン・テイバー, “固体の摩擦と潤滑”, 曽田範宗訳, 丸善 (1961).
  • 4) A. Ulman, “An Introduction to Ultrathin Organic Films: From Langmuir-Blodgett to Self-Assembly”, Academic Press, Boston (1991).
  • 5) A. Lio, D. H. Charych, and M. Salmeron, J. Phys. Chem. B, 101, 3800 (1997).
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