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J-GLOBAL ID：201702226783847266   整理番号：17A0664819

トリグリセリドエステル交換によるバイオディーゼル生産のためのスルホン化多層カーボンナノチューブ【Powered by NICT】

Sulfonated multi-walled carbon nanotubes for biodiesel production through triglycerides transesterification

著者 (9件)： Guan Qingqing (Collaborative Innovation Center of Western Typical Industry Environmental Pollution Control, Faculty of Environmental Science and Engineering, Kunming University of Science and Technology, Kunming 650500, China. [e-mail]) ,  Li Yi ,  Chen Yuan ,  Shi Yuzhen ,  Gu Junjie ,  Li Bin ,  Miao Rongrong ,  Chen Qiuling ,  Ning Ping
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 12  ページ： 7250-7258  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 効果的な固体酸触媒はトリグリセリドエステル交換による高品質バイオディーゼルを生産するために重要な役割を果たしている。本研究は,脂肪酸エチルエステル(バイオディーゼル)生産のための高性能スルホン化多層カーボンナノチューブ(S MWCNTs)固体酸触媒の合成のための容易な技術を述べた。結果は,S-MWCNTsを,それらの多環構造マトリックスに起因する高い酸性度を有することを示した。97.8%の全変換をエタノール中で触媒の3.7wt%を用いて1時間,150°Cでトリグリセリドで達成され,その対応触媒よりも優れている,水熱炭化合成されたスルホン化炭素と金属酸化物触媒WO_3/ZrO_2など。この優れた性能は,S-MWCNTsは高い酸性度,それらの多環式組織マトリックスからの結果である。触媒は完全にそれらの物理的および構造的性質を理解し,評価するためにBET,FT-IR,XPSおよびTEM測定によって特性化した。活性とキャラクタリゼーションデータから,S-MWCNTsに基づくトリグリセリドエステル交換の反応機構の仮定を可能にする:SO_3H基が最初に酸サイトと原子状酸素との相互作用を介してトリグリセリドとエタノールを吸収する。カルボニル炭素は求核エタノールにより攻撃された脂肪酸acidethylエステル(CH_3CH_2COOR),最終生成物を生成した。本研究からの知見は,バイオディーゼルを生産するためのトリグリセリドのエステル交換のための容易な合成と再生プロトコルを介して有効な固体酸触媒をデザインするための有用な洞察を提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 触媒 ,  *スルホン化 ,  構造特性 ,  *トリグリセリド ,  相互作用 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  ディーゼル燃料 ,  キャラクタリゼーション ,  *エステル交換 ,  炭素 ,  反応機構 ,  酸性度 ,  *バイオディーゼル燃料 ,  カルボニル基 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 固体酸触媒 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： トリグリセリド ,  エステル交換 ,  バイオディーゼル ,  スルホン化 ,  多層カーボンナノチューブ