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J-GLOBAL ID：201702227567732609   整理番号：17A0323921

ガスクロマトグラフィー-質量分析に基づく血清メタボロミクスを用いて研究した高尿酸血症モデルラットに対する伝統的漢方薬処方Quzhuotongbi煎剤の効果【Powered by NICT】

Effect of a traditional Chinese medicine prescription Quzhuotongbi decoction on hyperuricemia model rats studied by using serum metabolomics based on gas chromatography-mass spectrometry

著者 (6件)： Chen Jiao (College of Basic Medical, Zhejiang Chinese Medical University, 548 Binwen Road, Hangzhou 310053, China) ,  Zhou Jia (College of Basic Medical, Zhejiang Chinese Medical University, 548 Binwen Road, Hangzhou 310053, China) ,  Wei Shuangshuang (College of Basic Medical, Zhejiang Chinese Medical University, 548 Binwen Road, Hangzhou 310053, China) ,  Xie Zhijun (College of Basic Medical, Zhejiang Chinese Medical University, 548 Binwen Road, Hangzhou 310053, China) ,  Wen Chengping (College of Basic Medical, Zhejiang Chinese Medical University, 548 Binwen Road, Hangzhou 310053, China) ,  Xu Guowang (Key Laboratory of Separation Science for Analytical Chemistry, Dalian Institute of Chemical Physics, Chinese Academy of Sciences, 457 Zhongshan Road, Dalian 116023, China)
資料名： Journal of Chromatography B  (Journal of Chromatography B)
巻： 1026  ページ： 272-278  発行年： 2016年 
JST資料番号： W0571A  ISSN： 1570-0232  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高尿酸血症の罹患率は数十年間における人口増加し常に,高尿酸血症は痛風,心血管疾患および他の重要な危険因子であることが分かった。多くの尿酸低下薬は,好ましくない副作用と薬物相互作用を有していた。Quzhuotongbi煎剤(QZTBD)は,重篤な副作用なしに高尿酸血症の臨床治療のための経験的伝統的な漢方処方である。研究では,高尿酸血症モデルラットの血清中の尿酸および他の代謝産物に及ぼすQZTBDの影響を調べた。高尿酸血症モデルは酵母エキスペーストを経口投与により確立し,アロプリノールは陽性対照として使用した。血清メタボロミクスはガスクロマトグラフィー-質量分析(GC MS)法を用いて行った。スチューデントのt検定と主成分分析(PCA)は,高尿酸血症モデルラットにおける代謝摂動を発見した。尿酸,乳酸,ピルビン酸及びオルニチンのレベルは有意に増加し,キサンチン,glyconic酸(ribonate,ガラクトン酸),アミノ酸(アスパラギン酸,プロリン,グルタミン,セリン,ピログルタミン酸,グルタミン酸)とグルコースをモデルラットで著しくダウンレギュレーションされた。ヌクレオチド代謝,アミノ酸代謝と解糖経路は酵母投与により妨害されたことを示した。直交信号補正部分最小二乗判別分析(OSC PLS DA)は酵母投与と薬物治療の影響を評価するために実施した。四群間で11有意に特徴的な代謝産物は,プロジェクト値(VIP>1)と単変量A NOVA(p値<0.05)変数重要度に基づいて定義した。モデルラットと比較して,血清尿酸値はアロプリノールまたはQZTBDの処理下で著しく低下した。プリン代謝に関与するアスパラギン酸とグルタミン,も正常レベルに上昇した。キサンチン,グルタミン酸ピログルタミン酸とガラクトン酸に異なる影響は尿酸低下療法における二種の薬剤の異なる機構であることを示唆した。著者らの発見は,QZTBDはアロプリノールから異なる方法,TCMの理論に基づくQZTBDは高尿酸血症に対する効果的な治療選択肢であることを示唆した血清尿酸のレベルを低下させ効率的にできることを証明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 副作用 ,  代謝産物 ,  薬物相互作用 ,  *高尿酸血症 ,  *GC-MS分析 ,  薬物療法 ,  主成分分析 ,  *血清 ,  経口投与 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン ,  ヘキソース ,  アルドース ,  カルボアミド ,  脂肪族アルコール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： *メタボロミクス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 高尿酸血症 ,  T CM ,  メタボロミクス ,  血清 ,  GC-MS ,  尿酸

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  代謝異常・栄養性疾患の診断  (GD05020U)

物質索引 (5件)： グルタミン酸 ,  グルコース ,  グルタミン ,  乳酸 ,  尿酸

タイトルに関連する用語 (8件)： ガスクロマトグラフィー-質量分析 ,  血清 ,  メタボロミクス ,  研究 ,  高尿酸血症 ,  モデルラット ,  漢方薬処方 ,  煎剤