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J-GLOBAL ID：201702227796680661   整理番号：17A0560842

ロボカップ西暦2050年を目指して(その2)

著者 (6件)： 奥川雅之 (愛知工大 工) ,  伊藤暢浩 (愛知工大 情報科学) ,  岡田浩之 (玉川大 工) ,  植村渉 (龍谷大 理工) ,  高橋友一 (名城大 理工) ,  杉浦孔明 (情報通信研究機構 先進的音声翻訳研究開発推進セ)
資料名： 知能と情報  (日本知能情報ファジィ学会誌)
巻： 29  号： 2  ページ： 42-54  発行年： 2017年04月15日 
JST資料番号： L0501A  ISSN： 1347-7986  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,大規模災害に対してロバストな社会を創ることを目標とするレスキューロボット(災害対応ロボット)の開発において,ロボカップ西暦2050年を目指した各種の研究動向の紹介を行った。ロボカップレスキュー実践リーグについて紹介を行い,2016年のドイツ大会から大幅にルールが変更され,災害現場におけるタスクを明確化した競技になった。また,レスキューシミュレーションリーグに関する概要を述べ,その中で,エージェント競技,仮想ロボット競技を取り上げて論じた。次に,ロボカップ@ホームを取り上げ,その種目については,音声認識および人物認識,レストランやショッピングにおけるロボット性能の評価競技,@ホーム標準プラットフォーム競技について述べ,新しく参加するための条件を明らかにした。さらに,ロボカップインダストリアルの目的および歴史について述べ,注目すべきチームの紹介を行った。ロボカップジュニアの教育活動を目的としていることを述べ,将来展望を述べた。

シソーラス用語： *知能ロボット ,  救助 ,  コンクール ,  *移動ロボット ,  *災害対策 ,  *エージェント ,  シミュレーション ,  チーム ,  家庭 ,  レストラン ,  *音声認識 ,  *物体認識 ,  教育訓練
準シソーラス用語： RoboCup ,  レスキュー ,  *レスキューロボット ,  ロボカップ@ホーム ,  競技 ,  競技会 ,  *人物認識

分類 (4件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  自然災害  (RA02030M) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (23件)：

• 田所諭:ロボカップレスキュー,日本ロボット学会誌, 20(1), pp.20-23, 2002.
• H. L. Akin, et al.: RoboCup Rescue Robot and Simulation Leagues, AI Magazine, Vol. 34, No. 1, pp. 78-87, 2013.
• S. Kohlbrecher, et.al.: Hector Open Source Modules for Autonomous Mapping and Navigation with Rescue Robots, Springer-Verlag, RoboCup 2013 : Robot World Cup XVII (Lecture Notes in Computer Science Vol. 8371), pp.624-631, 2014.
• A. Jacoff, et.al.: Guide for Evaluating, Purchasing, and Training with Response Robots Using DHS-NIST-ASTM International Standard Test Methods, https://www.nist.gov/programs-projects/department-homeland-security-response-robot-performance-standards
• A. Jacoff, et al.: Using Competitions to Advance the Development of Standard Test Methods for Response Robots, Proc. of the Workshop on Performance Metrics for Intelligent Systems, 2012, pp.182-189, 2012.

タイトルに関連する用語 (1件)： ロボカップ