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J-GLOBAL ID：201702227805719039   整理番号：17A0560878

ポリ(A)ポリメラーゼIは,Pantoea agglomerans YS19のインドール調節経路に関与する

Poly(A) polymerase I participates in the indole regulatory pathway of Pantoea agglomerans YS19

著者 (6件)： LI Zihua (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  JIANG Jing (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  YU Xuemei (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  WU Cunxiang (Chinese Acad. Agricultural Sci., Beijing, CHN) ,  SHEN Delong (Chinese Acad. Agricultural Sci., Beijing, CHN) ,  FENG Yongjun (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN)
資料名： Microbiology  (Microbiology)
巻： 163  号： 2  ページ： 197-206  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0043A  ISSN： 1350-0872  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pantoea agglomeransが産生しないインドールは,多くの生物学的挙動を調節する。インドールの調節機構を解明するために,mTn5トランスポゾン突然変異法を用いて,P.agglomerans YS19の突然変異ライブラリを構築した。突然変異ライブラリから,RNAのポリアデニル化を触媒するポリ(A)ポリメラーゼI(PAP I)が欠失したpcnB変異株を得た。全長1332bpのpcnBの遺伝子配列は,P.agglomeransの株群に高度に保存されていた。pcnBの突然変異は対数増殖期の細胞に影響しなかったが,後期定常期の細胞の遅延速度を促進させた。pcnBの突然変異は,P.agglomeransの運動性を阻害した。また,インドールはpcnB遺伝子に対し負の調節作用を示した。pcnBの突然変異は,宿主のイネでのP.agglomeransのコロニー形成を阻害した。以上の結果は,インドールが P.agglomeransの多重な生理学的挙動を与えることにより,PAP Iの発現を抑制することを明らかにした。

シソーラス用語： 変異誘発 ,  *腸内細菌科 ,  *ポリヌクレオチドアデニリルトランスフェラーゼ ,  *代謝調節 ,  作用機序 ,  欠失突然変異 ,  突然変異体 ,  細胞膜 ,  増殖阻害 ,  代謝 ,  ポリアデニル化 ,  RNA【核酸】 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： トランスポゾン突然変異 ,  *Pantoea agglomerans ,  *ポリAポリメラーゼ ,  トランスポゾン変異誘発 ,  シンプラスム ,  微生物代謝

分類 (3件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

物質索引 (1件)： インドール

タイトルに関連する用語 (4件)： Pantoea ,  インドール ,  調節 ,  経路