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J-GLOBAL ID:201702228207933910   整理番号:17A0409166

グラフェンCdTe量子ドットと自己増強Ru(II)錯体に基づいたドーパミンの高感度検出のためのデュアル電位電気化学ルミネセンスレシオメトリックセンサ【Powered by NICT】

A dual-potential electrochemiluminescence ratiometric sensor for sensitive detection of dopamine based on graphene-CdTe quantum dots and self-enhanced Ru(II) complex
著者 (4件):
資料名:
巻: 90  ページ: 61-68  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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陽極エミッタとして陰極エミッタと自己増強Ru(II)複合材料(TAEA Ru)としてのグラフェンCdTe量子ドット(G CdTe QDs)に基づくドーパミン(DA)の検出のために設計した新しい二重電位レシオメトリック電気化学ルミネセンス(ECL)センサを開発した。TAEA Ruはルテニウム(II)トリス(2,2′-ビピリジル-4,4′-ジカルボキシラト)を結びつけるトリス(2 アミノエチル)アミンを調製した。3-アミノプロピルトリエトキシシランfounctionalized G CdTe QDは,APTESのオキシエチル群にDAのジオールの特異的認識を介して標的DAを捕捉するための基質として使用した。Cu_2Oナノ結晶担持TAEA Ruは,DAのアミノ基とCu_2O TAEA Ruのカルボキシル基間の強い相互作用により結合していた。DA濃度の増加に伴い,電極でCu_2O TAEA Ruの負荷は増加した。その結果,TAEA RuからアノーディックECL信号が増加し,G CdTe QDs/O_2系からのカソードECL信号が減少していた。このような減少は,トリス(2-アミノエチル)アミンRuだけでなくG CdTe QDにCu_2Oの二重消光効果,すなわちG CdTe QD Cu_2OからECL RETとCu_2Oによる共反応O_2の消費にG CdTe QDからのECL共鳴エネルギー移動(RET)からもたらされた。二ECL信号の比に基づいて,DAの定量は10.0fM~1.0nMの直線範囲と2.9fM(S/N=3)への低検出限界を達成した。G CdTe QDs/O_2とTAEA Ruの組み合わせは,以前のECLレシオメトリック系で共有される同じcoreatantの限界を破壊し,二重分子認識戦略の助けを借りて生物学的小分子の検出におけるECLレシオメトリックセンサの潜在的応用を提供するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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