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J-GLOBAL ID:201702228308953725   整理番号:17A0411777

Raohe付加体,中国北東部の前期ジュラ紀火山岩類の岩石成因論と地質構造について【Powered by NICT】

Petrogenesis and tectonic implications of Early Jurassic volcanic rocks of the Raohe accretionary complex, NE China
著者 (7件):
資料名:
巻: 134  ページ: 262-280  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Raohe付加体,ロシア極東地方および中国北東部の間の境界に位置する,西部太平洋海洋構造領域の重要な部分である。正確な年代と地球化学的制約が不足しているため,この地域における火成岩類のテクトニックセッティングと岩石成因論については不確定のままである,中国北東部の地殻成長機構と沈み込みに関係した付加過程についての議論をもたらした。,カルクアルカリ安山岩,石英安山岩,流紋岩,流紋岩質結晶凝灰岩,Nb安山岩と玄武岩質安山岩のジルコンU-Pb年代とin situジルコンHf同位体データと共に,全岩の主成分及び微量元素とSr-Nd同位体データと中国北東部のRaohe付加複合体の高Mg安山岩を報告した。試料は後期三畳紀から採取した初期ジュラ紀層であった。しかし,本研究における地質年代学的結果は,検討した火成活動は,前期ジュラ紀(187 174Ma)で発生したことを示した。カルクアルカリ火山岩は活動的大陸縁辺で形成する島弧マグマの典型的な地球化学的特徴を有し,大イオン親石元素(LILE)と軽希土類元素(LREE)の中程度の濃縮,高磁場強度素子(HFSEs)の欠乏である。+3.4+10.6への正ε_Hf(t)値と0.7047 0.7102の比較的高い(~87Sr/~86Sr)i値を有していた。がNb安山岩と玄武岩質安山岩はTiO_2,Hf,NbおよびZr含有量と典型的な島弧玄武岩より高いNb/Ta(24.0 87.6),Nb/U(11.9 75.9),(Nb/Th)PM(0.67 2.70),および(Nb/La)PM(1.95 5.00)比を有している。0.7047 0.7114の負のε_Nd(t)値( 5.5から 6.0)と相対的変数(~87Sr/~86Sr)i値を持ち,スラブ由来のメルトによって交代されたマントルウエッジかんらん岩の部分溶融による起源を示唆した。高MgOおよびMg~#,TiO_2,Al_2O_3,Cr,Ni,(La/Yb)Nと(La/Sm)N,が低いBa/Th比で特徴付けられ,高Mg火山岩である南東部日本のサヌキトイドと地球化学的に類似していた。海洋スラブ沈み込んだが現在の島弧のカルクアルカリ質,Nb,及び高Mg火山岩の発生は良く知られている。,同様の機構が中国北東部におけるRaohe付加複合体の初期ジュラ紀火山岩の発生を説明するかもしれないことを提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般 

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