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J-GLOBAL ID:201702228384714911   整理番号:17A0255295

Saccharomyces cerevisiaeにおけるエールリッヒ経路による2-フェニルエタノール生合成に対する重要酵素類と転写因子類の調節

Regulation of crucial enzymes and transcription factors on 2-phenylethanol biosynthesis via Ehrlich pathway in Saccharomyces cerevisiae
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 129-139  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: E0005C  ISSN: 1367-5435  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2-フェニルエタノール(2-PE)は食品,香料および医薬品工業において広く使用されているが,微生物産生能が低く2-PEの調節機構の研究が必要となっている。本稿では,2-PE合成のためのエールリッヒ経路の重要遺伝子,ARO8とARO10およびSaccharomyces cerevisiaeにおけるキー転写因子ARO80を,構成的プロモーターを用いて再調節し,Aro8/Aro9とAro10に対するL-フェニルアラニン添加合成完全培地中の平均時間,窒素源効果を調べた。その結果,ARO8過剰発現株の芳香族アミノトランスフェラーゼ活性がSC+Phe培地中の硫酸アンモニアにより大きく阻害されたことを示した。フラスコ発酵試験により,過剰発現ARO8またはARO10が対照株と比較して2-PE生産を約42%増加させたことを示した。CAT8過剰発現とMIG1欠損株はARO9とARO10の発現調節のために最も有効な方法であった。mRNAレベルの分析と酵素活性の分析により,エールリッヒ経路の転移が窒素異化抑制(NCR)の重要ターゲットであることを示した。これらの工学株類のうちで,その場生産物回収の無いCAT8過剰発現株の2-PE生産が3.73g/Lと高く,これはこの株が商業用に適したロバスト性をもつことを示した。
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分類 (3件):
分類
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微生物代謝産物の生産  ,  代謝と栄養  ,  分子遺伝学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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