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J-GLOBAL ID：201702228494457009   整理番号：17A1653038

回想法を指向した事例ベース雑談音声対話システムにおける単語の分散表現を用いたユーザへの事例適応

User adaptation of examples for example-based reminiscence therapy spoken dialog system using word embedding

著者 (3件)： 瀬戸栄地 (徳島大 大学院先端技術科学教育部) ,  西村良太 (徳島大 大学院社会産業理工学研究部) ,  北岡教英 (徳島大 大学院社会産業理工学研究部)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 251(WIT2017 30-50)  ページ： 23-28  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 認知症の予防・改善のために自然な雑談対話(回想法)を行う音声対話システムを開発する必要がある。事例ベースの対話システムにおいて,ユーザのプロフィール情報を用いた対話事例のユーザ適応法を提案する。情報検索により取得したユーザと関連が深い単語と対話事例の単語間のcos類似度をword2vecによって計算し,閾値以上の単語を置換することで,ユーザの話題に沿った事例を事前に生成する。本研究では,生成された事例の自然さを人手で評価することで,手法の有効性を示した。また,word2vecによる分散表現の加減算を用いることで,類似度のみの場合に生成されていた不自然な事例の一部を自然な事例にすることができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *精神療法 ,  *帰納学習 ,  *会話 ,  *計算機利用システム ,  *単語 ,  *表現 ,  事例研究 ,  利用者プロファイル ,  予防 ,  度
準シソーラス用語： *回想法 ,  *事例ベース学習 ,  *雑談 ,  *音声対話システム ,  *分散表現 ,  適用事例 ,  認知症予防 ,  類似度

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  音声処理  (JE05000E)

引用文献 (15件)：

• 野村豊子, 回想法とライフレヴュー; その理論と技法, 中央法規出版, 東京, 1998.
• 田中和代, 痴呆のお年寄りの音楽療法・回想法・レク・体操, 黎明書房, 愛知, 2001.
• 鈴木正典, 認知症予防のための回想法, 日本看護協会出版会, 東京, 2013.
• 安達史博,河原達也,奥乃博,岡本隆志,中嶋宏, ′′VoiceXMLの動的生成に基づく自然言語音声対話システム,′′ 情報処理学会研究報告音声言語情報処理(SLP), pp.133-138, Oct. 2002.
• 柏岡秀紀,翠輝久,水上悦雄,杉浦孔明,岩橋直人,堀智織, ′′観光案内への音声対話システムの活用,′′ 情報処理学会デジタルプラクティス, Vol3, no.4, pp.254-261, Oct. 2012.

タイトルに関連する用語 (7件)： 回想法 ,  事例ベース ,  雑談 ,  音声対話システム ,  単語 ,  分散表現 ,  適応