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J-GLOBAL ID:201702228500471435   整理番号:17A0664990

嫌気性または好気性条件下でのバイオチャーに担持されたナノスケールゼロ価鉄複合材料とナノスケール0価鉄の活性への新しい洞察【Powered by NICT】

New insights into the activity of a biochar supported nanoscale zerovalent iron composite and nanoscale zero valent iron under anaerobic or aerobic conditions
著者 (10件):
資料名:
巻:号: 15  ページ: 8755-8761  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本研究では,嫌気性又は好気性条件下でバイオチャー担持ナノスケールゼロ価鉄複合材料(nZVI/バイオチャー)とナノスケール零価鉄(nZVI)の反応性を用いたp-ニトロフェノール(PNP)の除去の機構への洞察を得るために,バッチ実験とモデルを実施した。より酸性溶液中のPNP除去率は高かったが,それは,より高いpH,特にpHが9.0で有意に抑制された。見掛け速度定数のピーク値はnZVI/バイオチャーの反応性は,同一通気条件下でnZVIの反応速度よりもはるかに強いことを示唆した。改良Langmuir-Hinshelwood速度論モデルは,nZVI/バイオチャーまたはnZVIを用いたPNP除去プロセスをうまく説明することができた。種々の通気条件下で,Langmuir-Hinshelwood機構を介して得られた反応定数はnZVI/バイオチャー(N_2)>nZVI/バイオチャー(空気)>nZVI(N_2)>nZVI(空気)を,嫌気性条件下でのnZVI/バイオチャーはPNPの分解に対して強化された活性を示すことを示した。嫌気性条件下でのnZVI/バイオチャーはPNP分解吸着の最低Arrhenius活性化エネルギーを持ち,PNPを除去する表面相互作用は低いエネルギー障壁を持つことを示唆する。さらに,嫌気性条件下でTOC除去は好気性システム下でのそれと比較して無視できる程度であったと空気通気条件下でnZVI/バイオチャーまたはnZVI系における溶液pH=3.0で鉄イオン浸出の総数は窒素曝気条件下のそれよりはるかに高かった。PNP分解中に形成される中間体のプロファイルは,嫌気性環境では,還元が除去プロセスの主要な段階で,PNPの分解は,好気性環境において酸化と還元の組み合わせと見なすことができることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の化学的処理  ,  その他の触媒 

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