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J-GLOBAL ID：201702228684077793   整理番号：17A0137972

ギリシャの就学前児童(RHEAコホート)によるビスフェノールAやパラベン,フタル酸エステル,有機リン酸エステル曝露量

Exposure of Preschool-Age Greek Children (RHEA Cohort) to Bisphenol A, Parabens, Phthalates, and Organophosphates

著者 (6件)： MYRIDAKIS Antonis (Univ. Crete, Heraklion, GRC) ,  CHALKIADAKI Georgia (Univ. Crete, Heraklion, GRC) ,  FOTOU Marianna (Univ. Crete, Heraklion, GRC) ,  KOGEVINAS Manolis (Centre for Res. in Environmental Epidemiology (CREAL), Barcelona, ESP) ,  CHATZI Leda (Univ. Crete, Heraklion, GRC) ,  STEPHANOU Euripides G. (Univ. Crete, Heraklion, GRC)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 50  号： 2  ページ： 932-941  発行年： 2016年01月19日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内分泌撹乱物質はヒトや野生動物の正常なホルモン機能を改変する有機化合物グループで,日用品に汎用するフタル酸エステルやビスフェノールA,パラベンは内分泌撹乱作用が公知である。農薬の大部分を構成する有機リン酸エステル系化学物質もヒトに神経毒性を発揮し,これら化学物質は全て児童の健康問題に関連する。これら成分は人体に混入すると代謝して最終的に尿中排泄する為,尿中の代謝産物濃度を定量してヒトの曝露量を実測した。ギリシャ国内Crete島で実施した就学前児童-母親(RHEA)コホート研究を利用し,合計500種の尿試料に混入する代謝産物濃度を実測した。4才児による内分泌撹乱物質の日内吸収量は2.5才児の対応する日内吸収量より少なかった。これら曝露量は主要な3種の汚染源と相関し,フタル酸エステルやビスフェノールAは高分子,パラベンやフタル酸ジエチルは衛生用品,有機リン系化学物質は食品に相関した。

シソーラス用語： *内分泌撹乱物質 ,  *曝露試験 ,  *母子衛生 ,  *コホート研究 ,  尿中排泄 ,  代謝産物 ,  有機リン系殺虫剤 ,  農薬汚染 ,  食品汚染 ,  フェノール類 ,  カルボン酸エステル ,  汚染源 ,  ギリシャ共和国 ,  児童 ,  高分子可塑剤 ,  生体吸収 ,  衛生用品
準シソーラス用語： Crete島 ,  就学前児童 ,  有機リン酸エステル系殺虫剤

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  公衆衛生  (GB02000X)

物質索引 (3件)： パラベン ,  ビスフェノールA ,  フタル酸ジエチル

タイトルに関連する用語 (8件)： ギリシャ ,  就学前児童 ,  コホート ,  ビスフェノールA ,  パラベン ,  フタル酸エステル ,  有機リン酸エステル ,  曝露量