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J-GLOBAL ID:201702229038237779   整理番号:17A0402168

緑色海藻Monostroma angicavaから分離した硫酸化多糖の構造と抗凝固特性【Powered by NICT】

Structure and anticoagulant property of a sulfated polysaccharide isolated from the green seaweed Monostroma angicava
著者 (11件):
資料名:
巻: 159  ページ: 195-206  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抗凝固活性多糖類PF2は緑色海藻Monostroma angicavaから沸騰水で抽出し,陰イオン交換およびサイズ排除クロマトグラフィーによりさらに精製した。PF2は分子量約88.1kDaのラムナン型硫酸化多糖類であった。化学的および分光学的分析の結果はPF2は→3)-α-L-Rhap-(1→,→2)-α-L-Rhap-(1→残基から成り,→3)-α-L-Rhap-(1→残基のC-2で部分的に分岐することを示した。硫酸基は→2)-α-L-Rhap-(1→残基のC-3で置換した。硫酸化多糖類PF2は高い抗凝固作用を有し,PF2により仲介される抗凝固活性の機構は主にヘパリン補因子IIによるトロンビン強い増強に起因した。PF2もアンチトロンビン依存性トロンビンまたは因子Xa阻害に弱い影響を示した。フィブリン(フィブリノーゲン)分解活性とPF2の血栓溶解活性も評価した。PF2は緑藻類から以前に記述された硫酸化多糖類とは異なる新規な硫酸化ラムナンであり,潜在的な抗凝固多糖類であることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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多糖類 
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