文献
J-GLOBAL ID:201702229106155559   整理番号:17A0216017

肝細胞癌の治療のための経口投与で有効な肝臓標的化プロドラッグ5-フルオロ-2′-デオキシウリジンの発見

Discovery of an Orally Active and Liver-Targeted Prodrug of 5-Fluoro-2′-Deoxyuridine for the Treatment of Hepatocellular Carcinoma
著者 (13件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 3661-3670  発行年: 2016年04月28日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
肝細胞癌治療を目的として,O-(置換ベンジル)基を持つ一連の新規ホスホロアミド酸プロドラッグ5-フルオロ-2′-デオキシウリジン(FDUR)を設計し,合成した。構造最適化を通して,O-(o-メチルベンジル)アナログ(1t)を肝臓標的化経口投与可能リード化合物として同定した。Sprague-Dawleyラットを用いた代謝研究から,このホスホロアミド酸プロドラッグが高い肝臓標的インデックスを持ち肝臓に望ましい5′-モノホスフェート(FdUMP)を放出し,肝臓外曝露を最小にすることを実証した。さらに,1tの急性毒性と効力をKunming(KM)マウスとマウス異種移植モデルを用いて評価した。1tを経口投与したKMマウスは,最高投与量3g/kgで良好な耐容性を示した。また,マウス異種移植モデルに130および260mg/kgの1tを投与すると,腫瘍増殖に対して良好な抑制効果(それぞれ61.67%と72.50%)を示した。このプロドラッグ戦術の適用は,他の疾患治療へのヌクレオシドプロドラッグのさらなる発見に繋がると考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
薬物の合成  ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  消化器の腫よう 
物質索引 (2件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る