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J-GLOBAL ID：201702229166285350   整理番号：17A0495196

テトラチアフルバレン有機ドナー部位を有するD-π-A複合色素分子を用いた色素増感太陽電池の開発

Development of dye-sensitized solar cells based on the D-π-A hybrid dyes containing tetrathiafulvalene-based organic donor parts

著者 (1件)： 藤原秀紀 (大阪府大 大学院理学系研究科)
資料名： 旭硝子財団助成成果報告書(Web)
巻： 2015  ページ： ROMBUNNO.13 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0002A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,色素増感太陽電池のコストダウンと太陽エネルギー変換効率向上を目指し,レアメタルを含まない純有機色素分子として,有機ドナーであるテトラチアフルバレン(TTF)を用いた各種D-π-A複合色素分子の開発を行った。また,従来の色素分子では主にカルボキシル基がチタニア(TiO₂)微粒子へのアンカー部位として用いられているが,そのアンカー部位の選択性の無さのために,分子設計が限定され,その性能向上が滞っているのが問題となっている。そこで,本研究では,チタニアへの新しいアンカー基として8-ヒドロキシキノリンを有する新規色素分子の開発を行った。そして,合成した色素分子を用いた色素増感太陽電池の作製と物性評価を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *太陽電池 ,  色素 ,  エネルギー変換効率 ,  酸化チタン ,  分子設計 ,  オレフィン化合物 ,  硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： チタニア ,  *色素増感太陽電池 ,  色素分子 ,  有機色素

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

物質索引 (1件)： テトラチアフルバレン

引用文献 (2件)：

• M. Grätzel, et al., J. Am. Chem. Soc., 2005, 127, 16835
• D. P. Hagberg et al., J. Am. Chem. Soc., 2008, 130, 6259

タイトルに関連する用語 (5件)： テトラチアフルバレン ,  ドナー ,  色素分子 ,  色素増感太陽電池 ,  開発