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J-GLOBAL ID:201702229363256642   整理番号:17A0087333

比較ゲノミクスアプローチによる二倍体ワタ,Gossypium raimondiiの完全ミトコンドリアゲノム配列の解析

Analysis of the Complete Mitochondrial Genome Sequence of the Diploid Cotton Gossypium raimondii by Comparative Genomics Approaches
著者 (9件):
資料名:
巻: 2016  号: Genomics  ページ: ROMBUNNO.5040598 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ワタは最重要の経済的作物の1種で,天然繊維の主要供給源とともに飼料にとって重要蛋白質源である。G.raimondiiの完全核および葉緑体(cp)ゲノム配列は既に利用可能であるが,ミトコンドリアは利用できない。本研究では,G.raimondiiの完全ミトコンドリア(mt)DNA配列を676,078bp長の環状ゲノムに組込み,他の高等植物と比較解析した。本ゲノムは39種の蛋白質コード遺伝子,6種のrRNA遺伝子,25種のtRNA遺伝子を含む。本研究ではまた本mtゲノムに4つのより長鎖反復配列(63.9kb,10.6kb,9.1kb,2.5kb)を同定した。これは,ワタ進化における分子内組換に活用された可能性がある。驚くべきことに,G.raimondii mtゲノムのほぼすべてがChr1の核に転位しており,転位現象は非常に最近のものと思われる。系統発生分析により,アオイ科メンバーとしてのG.raimondiiは他のバラ類よりも別のワタ属(G.barbadense)に非常に近縁で,2つのGossypium種によって形成されたクレードはアブラナ科の姉妹であることが明らかになった。G.raimondii mtゲノムはワタおよび他の高等植物における進化分析,分子生物学,および細胞質雄性不稔に関する重要知見を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
進化論一般  ,  繊維料作物 

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