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J-GLOBAL ID:201702229407207594   整理番号:17A0445063

イネにおける乾燥ストレス条件下で耐干性QTL(量的形質遺伝子座)qVDT11安定分げつ形成を誘導する【Powered by NICT】

Drought-tolerant QTL qVDT11 leads to stable tiller formation under drought stress conditions in rice
著者 (9件):
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巻: 256  ページ: 131-138  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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乾燥はイネ生産のための重要な限定因子であるが,乾燥耐性の遺伝的機構は十分に理解されていない。ここでは,三十二の乾燥ストレス耐性品種を同定するための218イネ品種をスクリーニングした。Samgangは天水条件で強い干ばつ耐性と安定した収量を示し,更なる研究のために選択した。乾燥耐性に関するQTL(量的形質遺伝子座を同定するために,著者らはSamgangとNagdong(乾燥感受性品種)の間の交雑由来の101個体群の倍加半数体(DH)個体群における視覚乾燥耐性(VDT)と相対含水量(RWC)表現型を調べた。Samgangから三個のQTLは,VDTの同定と表現型分散の41.8%を説明した。特に,qVDT11はRWCについての表現型分散の20.3%に寄与した。天水水田条件における乾燥耐性に関するQTL(量的形質遺伝子座)効果を決定するために,七DH系統はその中に含まれるQTL(量的形質遺伝子座)の数に従って選択した。耐干性関連QTL(量的形質遺伝子座)のうち,qVDT2とqVDT6は分蘖形成に影響しなかったが,qVDT11は分蘖数を増加させた。qVDT2とqVDT11を組み合わせた場合,分げつ形成は最も安定であった。これら乾燥耐性関連QTL(量的形質遺伝子座)の両方をもったDH系統は最も安定な分げつ形成を示した。まとめると,これらの結果はqVDT11である耐干性と安定な分げつ形成天水水田におけるに重要であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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遺伝子の構造と化学 

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