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J-GLOBAL ID:201702229432711572   整理番号:17A0306449

時代はゲノミック 2)後代検定とヤングブル利用の両立目指す日本 わが国技術陣の粘り強い交渉で参照集団確保に至る

著者 (1件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 90-91  発行年: 2017年03月01日 
JST資料番号: L0973A  ISSN: 0416-6272  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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従来の血統情報,牛群検定,体型審査記録に加え,ゲノム情報を利用するゲノミック評価は,遺伝評価値の信頼性を向上させる技術である。北米では後代検定に参加していない若雄牛の凍結精液(ヤングブル)の販売が認められているが,日本では後代検定済種雄牛の凍結精液(プルーンブンブル)のみが流通している。この違いは,後代検定システムの違いに起因している。ゲノミック評価では,若い個体の毛根からのゲノムを検査し,遺伝的評価値(ゲノミック評価値)を推定できる。これによりヤングブルを利用できるが,日本でゲノミック評価を種雄牛に導入する際,ヤングブル利用に関するルール整備が不可欠であった。ゲノミック評価を行うためには,信頼性の高い遺伝評価値とゲノム情報を結びつけるための集団(参照集団)が必要であり,アメリカとのゲノムデータ交換により参照集団を確保した。家畜改良センター,後代検定事務局,AI団体を始めとした改良団体の努力により,17年から日本でも種雄牛のゲノム評価値が公表されることとなった。これにより,一部ヤングブルの利用が開始される予定である。
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分類 (2件):
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牛  ,  飼育動物の育種 
タイトルに関連する用語 (5件):
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