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J-GLOBAL ID:201702229470107743   整理番号:17A0311717

成熟雄マウスにおける生殖器系上のCdTe量子ドットの毒性効果の評価【Powered by NICT】

Evaluation of toxic effects of CdTe quantum dots on the reproductive system in adult male mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 96  ページ: 24-32  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蛍光量子ドット(QDs)はそのユニークな光学的性質のために,様々な生物学的および生物医学的応用のための非常に有望なナノ材料である,ロバストな光安定性,強い光ルミネセンス,サイズ調整可能蛍光など。いくつかの研究は,QDのin vivo毒性を報告しているが,雄の生殖系に及ぼす影響は調べられていない。本研究では,マウス当たり2.0nmolとマウスあたり0.2nmolの低用量の高用量でテルル化カドミウム(CdTe)QDの生殖毒性を調べた。体重測定は,曝露後90日目に両用量の明白な毒性ではないことを示したが,高用量CdTeは曝露15日後まで体重に影響した。CdTe QDは精巣に蓄積され,90日目に両用量のための組織構造に損傷を与えた。一方,二CdTe QD処理は精子の量に有意に影響しなかったが,高用量CdTeは60日目に精子の品質を有意に減少させた。三つの主要な性ホルモンの血清レベルはCdTeQD治療により摂動した。しかし,処理した雄マウスと交配した雌マウスの妊娠率とデリバリーの成功は,未処理雄マウスと交配と異ならなかった。これらの結果は,CdTe QDは,用量に依存して精巣毒性を引き起こす可能性があることを示唆した。CdTeQDの低用量は雄マウスの生殖システムのための相対的に安全である。著者らの予備的結果は,カドミウム含有QDによって誘導される生殖毒性のより良い理解を可能にし,生物学的および環境システム中のこれらのナノ粒子の安全な使用への洞察を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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