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J-GLOBAL ID:201702229692733512   整理番号:17A0079797

Co1-xZnxFe2-xLaxO4ナノ粒子のマルチフェロイック性の特徴とインピーダンス解析

Signature of multiferroicity and impedance analysis of Co1-xZnxFe2-xLaxO4 nanoparticles
著者 (9件):
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巻: 27  号: 12  ページ: 13259-13265  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: W0003A  ISSN: 0957-4522  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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共沈で得られたCo1-xZnxFe2-xLaxO4(x=0.0,0.1及び0.3)ナノ粒子のマルチフェロイック特性とインピーダンス特性に及ぼすZn2+/La3+同時ドーピングの影響を調査した。粉末X線回折研究から,立方晶スピネル構造の純粋な相であり,粒子サイズが20から22nmの間で変化することを確認する。粒子サイズは,同時置換の増加と共に減少し,このことは,CoFe2O4の短距離秩序を示唆する。誘電率の緩和は,Maxwell-Wagner分極に従い,多酸化状態でのCo及びFeイオンの電荷移動から生じる。Aサイト及びBサイトそれぞれでのCoFe2O4中のZn2+/La3+の同時置換は,ナノ粒子のNyquistプロット及びインピーダンスを改善し,このことは,粒子と粒子境界(GB)の界面における電荷の蓄積による空間電荷分極を確認する。異常な緩和挙動が,同時置換CoFe2O4において観察される。このことは,室温でのマルチフェロイック特性を増強するのに有用である可能性がある。GBは,粒子に比べてより抵抗性であり,Co1-xZnxFe2-xLaxO4ナノ粒子の高いインピーダンス値及び非デバイ型挙動をもたらすことに留意すべきである。393.13Oeの低くて安定した保磁力(Hc)が観測され,室温で安定した飽和磁化を達成した。P-Eループは丸いコーナーを持ち,このことは,CoFe2O4ナノ粒子が強い磁化の結果として互いに凝集するためである可能性がある。高いインピーダンスと誘電率の値と共に飽和磁化と弱い強誘電性(P-Eループ)が同時に発生することから,Co1-xZnxFe2-xLaxO4ナノ粒子のマルチフェロイック性の兆候を確認する。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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酸化物の結晶成長 
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