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J-GLOBAL ID：201702230264223415   整理番号：17A0440305

無潤滑条件下100°Cにおける炭窒化AISI 8620鋼の摩耗挙動とその機構

Sliding wear behaviour and its mechanisms of carbonitrided AISI 8620 steel at 100°C under unlubricated conditions

著者 (5件)： SANKARAN R. (National Inst. of Technol. (NITT), Tiruchirapalli, IND) ,  SANKARAN R. (Southern Railway, Tiruchirapalli, IND) ,  RAJAMANI D. (Southern Railway, Tiruchirapalli, IND) ,  NATARAJAN S. (NITT, Tiruchirapalli, IND) ,  THIRUGNANASAMBANTHAM K. G. (NITT, Tiruchirapalli, IND)
資料名： Surface Engineering  (Surface Engineering)
巻： 33  号： 1/2  ページ： 42-48  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： A0614C  ISSN： 0267-0844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 摩耗は,エンジニアリング部品の寿命の限界を決定する主要因であり,特にすべり摩耗は,酷使に耐えるディーゼルエンジンにおけるカムローラシステムで生じる最も一般的な問題の一つである。そこで本研究では,ピンオンディスクトリボメータを用いて,100°Cで,無潤滑乾燥すべり条件下の負荷とすべり速度を変化させ,窒化AISI 8620鋼の摩擦,摩耗挙動とその機構を検討した。その結果,1)負荷の3倍の増加は質量損失の10倍オーダの質量損失をもたらした。2)負荷50Nにて,摺動摩耗のメカニズムは,デブリの発生,浅溝と板状デブリに伴った溝の形成の順で生じた。3)負荷150Nでは,このメカニズムは,塑性変形した薄い平らなシート,クラックの核生成およびその伝搬に続く剥離を介したものであることが分かった。4)浸炭窒化処理の採用は,最終的にその高い降伏強度のために材料の良好な耐磨耗性をもたらした。などの結論を得た。

シソーラス用語： *合金鋼 ,  *浸炭窒化 ,  *表面硬化熱処理 ,  ディーゼル機関 ,  摩耗試験 ,  摩擦試験 ,  摩擦係数 ,  穴 ,  砕屑堆積物 ,  溝 ,  剥離 ,  *摩耗特性 ,  亀裂発生 ,  亀裂伝搬 ,  *耐摩耗性 ,  トポグラフィー【形態】
準シソーラス用語： AISI8620 ,  デブリス ,  ピンオンディスク型摩擦摩耗試験機 ,  摩耗量

分類 (2件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 潤滑 ,  炭 ,  窒化 ,  摩耗挙動