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J-GLOBAL ID：201702231043606259   整理番号：17A0408864

出生前栄養と成人肥満のリスク:遺伝子発現を調節する後成的機構に及ぼす栄養の長期的影響【Powered by NICT】

Prenatal nutrition and the risk of adult obesity: Long-term effects of nutrition on epigenetic mechanisms regulating gene expression

著者 (8件)： Navarro Estanislau (Molecular Oncology Laboratory, Bellvitge Biomedical Research Institute (IDIBELL), Barcelona, Spain) ,  Funtikova Anna N. (Cardiovascular Risk and Nutrition Research Group (CARIN), IMIM (Hospital del Mar Medical Research Institute), Barcelona, Spain) ,  Funtikova Anna N. (CIBER Epidemiology and Public Health (CIBERESP), Instituto de Salud Carlos III, Spain) ,  Funtikova Anna N. (PhD candidate, Food and Nutrition program, University of Barcelona, Spain) ,  Fito Montserrat (Cardiovascular Risk and Nutrition Research Group (CARIN), IMIM (Hospital del Mar Medical Research Institute), Barcelona, Spain) ,  Fito Montserrat (CIBER Physiopathology of Obesity and Nutrition (CIBEROBN), Instituto de Salud Carlos III, Spain) ,  Schroder Helmut (Cardiovascular Risk and Nutrition Research Group (CARIN), IMIM (Hospital del Mar Medical Research Institute), Barcelona, Spain) ,  Schroder Helmut (CIBER Epidemiology and Public Health (CIBERESP), Instituto de Salud Carlos III, Spain)
資料名： Journal of Nutritional Biochemistry  (Journal of Nutritional Biochemistry)
巻： 39  ページ： 1-14  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0597B  ISSN： 0955-2863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体疫学的証拠は,成人期における肥満のリスクの一部は母親の栄養の質によって出生前発生過程でのプログラム化できることを示した。それにもかかわらず,関与する分子機構はほとんど知られていない,これは効果的な介入政策を開発するための我々の能力を妨げている。,出生前プログラミング成体リスクの根底にある機構である後成的および栄養などの環境要因に敏感であるという仮説を検討した。DNAにコードされた情報は本質的に安定しているが,規制後成的機構はDNAとクロマチンの可逆的,共有修飾,メチル化,アセチル化などを含んでいる。メチル基供与体の食物利用可能性は,調節領域でのDNAメチル化に影響を与えることにより遺伝子発現のパターン,再プログラミング発育可塑性の基礎に影響を及ぼすことが知られている。Agoutiとアキシン融合遺伝子,及びはい成長因子IGF2/H19遺伝子座は遺伝子調節領域のメチル化に影響することにより表現型形質の食餌誘発性変調の例である。最近の研究は代謝センサとしてのクロマチンに対する疑いの余地がない役割を証明した。クロマチンが遺伝子発現,ヒストン蛋白質と他の後成的調節因子のGlcNアシル化それらの間を調節する翻訳後修飾の数の影響を受けやすい。,従って全体的なクロマチンGlcNアシル化の程度,前駆体分子UDP-GlcNAcの細胞内レベルは細胞のエネルギー状態に依存し,GlcNアシル化遺伝子発現の栄養及び規制の間の機能的リンクとなっている。これら調節機構の食事干渉は成体リスクの若年期プログラミングを効果的に打ち消すことができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *エピジェネティクス ,  *成人 ,  遺伝的調節 ,  塑性 ,  クロマチン ,  疫学 ,  ヒストン ,  成体 ,  *肥満 ,  翻訳後修飾 ,  表現型 ,  メチル化 ,  アセチル化 ,  DNA【核酸】
準シソーラス用語： DNAメチル化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 栄養センサ ,  妊娠プログラミング ,  栄養 ,  後成的記憶 ,  O-GlcNAc化 ,  調節消耗

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： 栄養 ,  成人 ,  肥満 ,  リスク ,  遺伝子発現 ,  調節 ,  後成的機構 ,  長期