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J-GLOBAL ID:201702231975847342   整理番号:17A0280019

ラットにおける骨粗しょう症性骨折における骨形態形成蛋白質-2とオステオプロテゲリンの発現に及ぼす粗集束体外衝撃波療法の効果【Powered by NICT】

Effects of Roughly Focused Extracorporeal Shock Waves Therapy on the Expressions of Bone Morphogenetic Protein-2 and Osteoprotegerin in Osteoporotic Fracture in Rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 129  号: 21  ページ: 2567-2575  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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背景:粗焦点体外衝撃波療法(ESWT)は広い焦点領域,大きな治療帯,容易な位置決め,および処理中に少ない痛みにより特徴づけられる。本研究の目的は,ラットにおける骨粗鬆症性骨折におけるオステオプロテゲリン(OPG)と骨形成蛋白質-2(BMP 2)の発現にほぼ焦点を当てESWTの効果を調べることであった。1,3か月齢【方法】七十二匹の雌Sprague-Dawley(SD)ラットを偽手術群(n=6)と卵巣切除(OVX)群(n=66)に分けた。六十OVX SDラットを二重近位けい骨骨切り術と内固定のモデルとして使用した。左けい骨の骨切り術部位は0.26mJ/mm~2,60回/分,2000協定量のエネルギー密度でほぼ焦点を当てESWTで処理した。対側右脛骨を放置し,対照として用いた。骨粗鬆症性骨折のカルスにおけるOPGとBMP-2の発現はimmunohistochemistry,real時間ポリメラーゼ連鎖反応(PCR),およびウェスタンブロット法を用いて評価した。近位けい骨,大腿骨,及びL5脊椎で【結果】骨ミネラル密度(BMD)は卵巣切除後に著しく低下した。けい骨近位のBMDは偽手術群に比べてOVX群で12.9%であった。一方,両側卵巣摘出はOVX動物の近位脛骨における低い骨小柱容積分画(BV/TV)をもたらした。両側卵巣摘出後三か月,BV/TVはOVX脚におけるベースラインBV/TVの14.29%対45.91%であった偽OVX下肢(P<0.001)。これらのデータは,OVX後1,3か月SDラットを骨粗しょう症の適切なモデルとなることを示した。免疫組織化学的分析は,対照群に比べて治療群におけるBMP-2およびOPG発現の高いレベルを示した。対側対照と比較して,それに続く7日後の増加により,焦点を当てたESWT後3日でOPGとBMP-2の発現低下は,リアルタイムPCRおよびウエスタンブロット解析により示唆された。OPGメッセンジャーRNA(mRNA)の発現レベルは衝撃波治療,BMP-2のはるかに早く(4週)増加と対になった後6週間でピークとなり,8週間で正常に近い低下した。【結論】粗集束ESWTはラットにおける骨粗鬆症骨折地域におけるOPGとBMP-2の発現を促進する可能性がある。BMP-2及びOPGは相乗的に作用する可能性があり,骨形成とリモデリングの有意な増強をもたらす可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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医用素材  ,  細胞生理一般  ,  歯科材料 

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