文献

J-GLOBAL ID：201702231980544169   整理番号：17A0665876

γ-AlOOHナノフレークのソルボサーマル合成と高圧下での圧縮挙動【Powered by NICT】

The solvothermal synthesis of γ-AlOOH nanoflakes and their compression behaviors under high pressures

著者 (8件)： Zhou Xudong (State Key Laboratory of Superhard Materials, Jilin University, Changchun 130012, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Zhang Jian ,  Ma Yanmei ,  Tian Hui ,  Wang Yue ,  Li Yingai ,  Jiang Lina ,  Cui Qiliang
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 9  ページ： 4904-4911  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： γ-AlOOH,ベーマイトは科学的および技術的重要性のために,ますます研究の熱意を集めている。γ-AlOOHの圧縮挙動は,地球のマントル中の地球物理学的および地球化学的プロセスへの洞察に重要な関連性がある。本研究では,高純度と結晶性を持つ自立γ-AlOOHナノフレークはテンプレートを用いないワンステップソルボサーマルアルコール分解戦略により合成した。ナノフレークは高アスペクト比を有し,100~300nmの範囲の横方向サイズ,厚さ20~45nmの範囲であった。得られたγ-AlOOHナノフレークのバンドギャップは室温で記録した紫外可視吸収スペクトルにより3.35eVであると推定した。広いPL発光バンドは400~700nmのスペクトル範囲で観察され,480nmで最大値を持つことができる。γ-AlOOHナノフレークの圧縮挙動を,室温で22.4GPaまでその場54.9GPaまでの高圧シンクロトロン放射角度分散X線回折とRaman散乱分光法によって研究した。圧縮はほぼ線形と異方性で,a軸とc軸よりも圧縮性b軸であった。γ-AlOOHナノフレークの零圧力体積弾性率は135.2GPa,そのバルク対応物の理論値よりも高いことが推定された。観察されたAl-O関連Ramanモードの周波数は圧力の増加と共に直線的に単調に増加した。モードGrueneisen係数を推定し,これはγ-AlOOHの結合特性における非調和性に関する重要な情報を提供するかもしれない。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ベーマイト ,  化学プロセス ,  線形性 ,  バンドギャップ ,  地球 ,  シンクロトロン放射 ,  異方性 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  周波数 ,  X線回折 ,  結晶度 ,  *高圧 ,  発光 ,  Raman散乱
準シソーラス用語： *ナノフレーク , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノフレーク ,  ソルボサーマル合成 ,  高圧 ,  挙動