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J-GLOBAL ID:201702232102771645   整理番号:17A0215866

SIRT1/AMPK経路に活性な1,4-ジヒドロピリジンは皮膚修復およびミトコンドリア機能を回復し,癌細胞増殖を阻害する

1,4-Dihydropyridines Active on the SIRT1/AMPK Pathway Ameliorate Skin Repair and Mitochondrial Function and Exhibit Inhibition of Proliferation in Cancer Cells
著者 (24件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1471-1491  発行年: 2016年02月25日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エピジェネティック制御性ヒストン翻訳後修飾に関与するSIRT1ヒストンデアセチラーゼ活性化剤として同定されている1,4-ジヒドロピリジン類に多様な置換基を導入し,エピジェネティック介在生物活性をin vitro評価した。数種の誘導体が親化合物1-ベンジル-4-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸ジエチルよりも,SIRT1活性化能が高く,ヒトケラチン細胞HaCatのNO放出を増強した。優れた活性を示した3種の誘導体は創傷マウスモデル皮膚修復を促進し,2種の誘導体はC2C12筋芽細胞のミトコンドリアの密度と機能を改善した。NO放出およびミトコンドリアに対するこれら誘導体の効果はAMPK阻害剤あるいはSIRT1阻害剤の同時投与によって消失した。親化合物の水溶性誘導体1-ベンジル-4-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)フェニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボン酸ジエチル二塩酸塩はM14及びH1299癌細胞株のに対してIC50値8~35μMの抗増殖作用を示し,アセチル-H4K16の脱アセチル化を促進した。
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分類 (2件):
分類
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  遺伝子発現 
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