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J-GLOBAL ID：201702232111805074   整理番号：17A0406700

ふっ素原子をもつIr(III)錯体の酸素センシング性能の改善:それらの電気紡糸繊維膜の合成,キャラクタリゼーション,検出挙動【Powered by NICT】

Improving oxygen sensing performance of Ir(III) complexes with fluorine atoms: Synthesis, characterization and sensing behavior of their electrospinning fibrous films

著者 (3件)： Wang Xiaoguang (College of Chemistry and Chemical Engineering, Zhoukou Normal University, Zhoukou, Henan, 466001, China) ,  Yang Yueyun (College of Chemistry and Chemical Engineering, Zhoukou Normal University, Zhoukou, Henan, 466001, China) ,  He Beijing (College of Chemistry and Chemical Engineering, Zhoukou Normal University, Zhoukou, Henan, 466001, China)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 241  ページ： 957-966  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,配位子の大きな共役面とF原子を持つ三Ir(III)錯体は光学的酸素センシングのために設計し,合成した。これらの大きな共役面とF原子が励起された電子の電子分布を広げ,それらの減衰寿命を延長すると推測された。励起電子とO_2分子間のセンシング衝突確率は増加し,酸素センシング性能に有利であった。この仮説を確認するために,単結晶解析及び密度汎関数理論計算を行った。これらのIr(III)錯体の光物理学的分析は,それらの発光はりん光性質を有し,O_2分子による急冷(回収)可能だったことを示した。これらのIr(III)錯体を電気紡糸法を用いた繊維膜にドープした。これらの繊維状膜試料の酸素検知挙動を解析し,比較した。配位子の大きな共役面とF原子がセンシング性能を改善することを確認した。最後に,高感度(15.56),短い応答(8秒),良好な安定性と線形好まれた検量線が得られた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *キャラクタリゼーション ,  高感度 ,  *錯体 ,  リン光 ,  共役 ,  線形性 ,  単結晶 ,  検量線 ,  *エレクトロスピニング ,  ドーピング ,  *フッ素
準シソーラス用語： 光物理学 ,  衝突確率 ,  励起電子 ,  電子分布 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Ir(III)錯体 ,  単結晶 ,  光物理的性能 ,  酸素センシング

分類 (1件)： 分析機器  (CC02020S)

タイトルに関連する用語 (9件)： ふっ素 ,  原子 ,  Ir ,  錯体 ,  酸素センシング ,  電気紡糸 ,  繊維 ,  キャラクタリゼーション ,  挙動