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J-GLOBAL ID:201702232149149114   整理番号:17A0758810

コイ(Cyprinus carpio)の脳,えら,肝臓及び腎臓に対するアモキシシリン曝露の影響:amoxicilloic酸の役割【Powered by NICT】

Effect of amoxicillin exposure on brain, gill, liver, and kidney of common carp (Cyprinus carpio): The role of amoxicilloic acid
著者 (9件):
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巻: 32  号:ページ: 1102-1120  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アモキシシリン(AMX)は,異なる細菌株に対する広域スペクトル活性のために,世界中で最も一般的に処方される抗生物質の1つであり,また畜産における成長促進剤としての使用である。本抗菌剤の残基は多様な国における水体で見出されているが,コイCyprinus carpioのような水生生物に対するその潜在的毒性に関する十分な情報がない。本研究では,C.carpioの脳,鰓,肝臓及び腎臓中のAMX誘導酸化ストレスを評価することを目的とした。コイを12 24 48 72,および96hの三種の異なる濃度AMX(10 ng/L, 10 μg/L, 10 mg/L)に曝露し,以下のバイオマーカーを評価した:脂質過酸化(LPX),ヒドロペルオキシド含量(HPC),蛋白質カルボニル含量(PCC)および抗酸化酵素スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT),およびグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の活性。アモキシシリンとその主要分解生成物amoxicilloic酸(AMA)は,電気化学的検出とUV検出(HPLC EC UV)と結合した高性能液体クロマトグラフィーにより測定した。LPX,HPC,PCC(P<0.05)の有意な増加が,特に腎臓,全ての臓器だけでなく,抗酸化酵素活性の有意な変化で見られた。水中Amoxicilloic酸はC.carpioの酸化ストレスを誘導すると結論し,この損傷は腎臓で最も高かった。使用したバイオマーカーは,水生種に対する本剤の環境影響の評価に有効である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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