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J-GLOBAL ID：201702232263760586   整理番号：17A0038017

Cu-4wt%ZrO₂ナノ複合材料の焼結性,機械的および電気的性質に対する粉砕パラメータの効果

Effect of milling parameters on sinterability, mechanical and electrical properties of Cu-4 wt.% ZrO₂ nanocomposite

著者 (3件)： Taha Mohammed A. (Solid-State Physics Department, National Research Centre, El-Buhooth St., 12622, Dokki, Cairo, Egypt) ,  Nassar Amira H. (Solid-State Physics Department, National Research Centre, El-Buhooth St., 12622, Dokki, Cairo, Egypt) ,  Zawrah M.F. (Ceramics Department, National Research Centre, El-Buhooth St., 12622, Dokki, Cairo, Egypt)
資料名： Materials Chemistry and Physics  (Materials Chemistry and Physics)
巻： 181  ページ： 26-32  発行年： 2016年09月15日 
JST資料番号： E0934A  ISSN： 0254-0584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メカニカルアロイングを使用し,4wt%のZrO₂ナノ粒子によって強化したCu基材ナノ複合材料を作製し,粉砕時間は最大16時間まで変化させ,ボール対粉体比(BPR)は最大40:1まで変化させた。粉砕したナノ複合材料粉体について,X線回折(XRD)および透過型電子顕微鏡(TEM)によって調べた。焼結性を調べるために,粉砕した粉体を冷間圧密成形し,アルゴン雰囲気中にて800°Cで1時間焼結した。ナノ複合材料焼結体の相対密度と微細構造を調べるために,走査電子顕微鏡(SEM)およびエネルギー分散分光分析(EDS)を用いた。ナノ複合材料焼結体の電気的および機械的性質も調べた。その結果,Cu基材中のZrO₂強化材の均一分布が得られ,粉砕時間とBPRのいずれかまたは双方の増加と共に,凝集,結晶粒径および粒子径が減少することが分かった。また,試験の結果,ナノ複合材料焼結体試料の相対密度,微小硬度,圧縮強度および電気伝導率は,粉砕時間とBPRのいずれかまたは双方の増加と共に増加し,一方,見掛け気孔率は減少したことが示された。16時間およびBRP40:1にて粉砕を行った試料について,微小硬度,圧縮強度および電気伝導率のそれぞれの最大値として,872MPa,304MPaおよび45.9%IACS(国際焼鈍銅規格)が得られた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *銅 ,  *酸化ジルコニウム ,  *ナノ複合材料 ,  *焼結性 ,  摩砕 ,  *メカニカルアロイング ,  ナノ粒子 ,  分散強化合金 ,  相対密度 ,  微細構造 ,  分散【dispersion】 ,  結晶粒径 ,  粒径 ,  微小硬さ ,  圧縮強さ ,  電気伝導率 ,  空隙率 ,  *機械的性質
準シソーラス用語： 二酸化ジルコニウム ,  ボールミル粉砕 ,  均一分散 ,  凝集構造 ,  粒子径 ,  微小硬度 ,  圧縮強度 ,  見掛け気孔率

著者キーワード (6件)： Cu-ZrO₂ nanocomposite ,  Mechanical alloying ,  Sintering ,  Microhardness ,  Compressive strength ,  Electrical conductivity

分類 (3件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  電気的性質  (WB02010Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ複合材料 ,  焼結性 ,  電気的性質 ,  粉砕 ,  パラメータ