文献

J-GLOBAL ID：201702232277967604   整理番号：17A0605395

Pr_1.75Sr_1.25Mn₂O₇二重層ペロブスカイトマンガン酸塩系での室温磁気熱量効果

Room temperature magnetocaloric effect in Pr_1.75Sr_1.25Mn₂O₇ double-layered perovskite manganite system

著者 (7件)： AYAS Ali Osman (Adiyaman Univ., Adiyaman, TUR) ,  AKYOL Mustafa (Cukurova Univ., Adana, TUR) ,  CETIN Selda Kilic (Cukurova Univ., Adana, TUR) ,  KAYA Melike (Ankara Univ., Ankara, TUR) ,  DINCER Ilker (Ankara Univ., Ankara, TUR) ,  EKICIBIL Ahmet (Cukurova Univ., Adana, TUR) ,  ELERMAN Yalcin (Ankara Univ., Ankara, TUR)
資料名： Philosophical Magazine  (Philosophical Magazine)
巻： 97  号： 7-12  ページ： 671-682  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： E0753C  ISSN： 1478-6435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気冷却材料に関する開発研究の一環として,本論文では,Pr_1.75Sr_1.25Mn₂O₇二重層ペロブスカイトマンガン酸塩系について,室温磁気熱量効果を報告した。ゾル-ゲル法で調製した試料について,キャラクタリゼーションを,X線回折,走査電子顕微鏡法,エネルギー分散X線分光分析,磁化測定および比熱測定によって行なった。その結果に基づいて,1)結晶構造は正方晶系に属し,空間群はI4/mmmであること,2)強磁性Curie温度は305Kであること,3)外部磁場70kOe中での最大磁気エントロピー変化および断熱温度変化は,それぞれ3.99Jkg^-1K^-1および2.1Kであること,を記した。この化合物は,室温での磁気冷却に対する磁気熱量材料として有望であると結論した。

シソーラス用語： *プラセオジム化合物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  マンガン酸塩 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  二重構造 ,  *磁気熱量効果 ,  ゾル-ゲル法 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  電子顕微鏡観察 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  磁気転移 ,  変化 ,  Curie温度 ,  *強磁性 ,  室温 ,  磁化 ,  比熱
準シソーラス用語： 二重層構造 ,  磁気エントロピー変化

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 二重層 ,  ペロブスカイト ,  マンガン酸塩 ,  室温 ,  磁気熱量効果