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J-GLOBAL ID：201702232285330786   整理番号：17A0975299

日本語スピーキングテストSJ-CATの開発

著者 (6件)： 石塚賢吉 (ドワンゴ) ,  菊地賢一 (東邦大) ,  篠崎隆宏 (東京工大) ,  西村竜一 (和歌山大) ,  山田武志 (筑波大) ,  今井新悟 (筑波大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： NL-232  ページ： Vol.2017-NL-232,No.9,1-9 (WEB ONLY)  発行年： 2017年07月12日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,日本語学習者の日本語スピーキング能力の測定をインターネット上で実施できる適応型テストシステムSJ-CATの開発について述べる。SJ-CATのテスト問題は,日本語教員が作成した(1)文読み上げ問題,(2)選択肢読み上げ問題,(3)文生成問題,(4)自由発話問題の4種類の問題で構成されており,音声の特徴量(キーワード,韻律,音響尤度,スピーキングレートなど)と得点との対応関係を表現するモデルを使用して採点を行う。そして,項目応答理論に基づく段階反応モデルで受験者の総合的な日本語スピーキング能力を測定する。本論文では,訓練された人間が評定を行う日本語スピーキングテストの結果とSJ-CATの結果を比較する被験者実験を行う。被験者実験の結果,両者にある程度の相関があり,SJ-CATにより受験者の日本語スピーキング能力を測定できることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *評価 ,  日本語 ,  *自然言語処理 ,  *音声認識 ,  *情報 ,  *特徴抽出 ,  *理論 ,  試験
準シソーラス用語： *能力評価 ,  *スピーキングテスト ,  *日本語処理 ,  *特徴量 ,  アダプティブテスト ,  *項目応答理論

分類 (3件)： 自然語処理  (JE06000L) ,  パターン認識  (JE07000S) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (15件)：

• 加藤圭介, 野沢和典, 山下洋一: 英語学習者の文発声における韻律自動評定, 情報処理学会研究報告, 音声言語情報処理, 124, pp.223-228 (2003).
• 近藤悠介: 日本人英語学習者の短い発話を自動採点するシステムの実現可能性の検討, 情報処理学会第77回全国大会, pp.4497-4498 (2015).
• Peason Education: Versant English Test, Test Description and Validation Summary (2011). 入手先 http://www.versanttest.com/ technology/VersantEnglishTestValidation.pdf
• 河原達也, 李晃伸: 連続音声認識ソフトウエアJulius, 人工知能学会誌, Vol.20, No,1, pp,41-49 (2005).
• 大西翼, Dixon Paul R, 古井貞煕: 音声認識技術の実用化への取り組み: 8. WFSTに基づくT³音声認識デコーダ, 情報処理, 51, 11, pp.1440-1448 (2010).

タイトルに関連する用語 (3件)： 日本語 ,  CAT ,  開発