文献
J-GLOBAL ID:201702232367343278   整理番号:17A0890883

開口金属部位と小細孔径をもつ金属-有機骨格における気体吸着の予測モデル【Powered by NICT】

Predictive models of gas sorption in a metal-organic framework with open-metal sites and small pore sizes
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号: 28  ページ: 18587-18602  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
zygトポロジーをもつ3,3′,3′′,5,5′,5′′-ベンゼン-1,3,5-トリイル-ヘキサベンゾアート(BHB)リンカに配位したCu2+イオンからなる金属-有機骨格(MOF)であるUTSA-20において,CO2およびH2吸着のシミュレーションを行った。これまでの実験研究は,このMOFが顕著なCO2吸着特性を示し,77K/1.0気圧(2.9重量%)で最も高い重量のH2摂取量の1つ[Z.Guo,et al.Angew.Chem.,Int.Ed.,2011,50,3178~3181]を示した。両方の吸着物について,開口金属部位への吸着を再現するのに必要な明確な多体分極相互作用を含むシミュレーションを実施した。非分極化可能な電位はまた,対照としてCO2吸着のシミュレーションに利用した。CO2とH2の両方のシミュレートした過剰吸着等温線は,広い温度範囲と圧力範囲にわたって対応する実験データと非常によく一致しているため,本稿で使用した分極可能な電位の精度と予測力を実証した。理論上の等温吸着熱(Qst)値もまた,UTSA-20におけるそれぞれの吸着物についての新たに報告された実験的なQst値とよく一致した。[Cu2(O2CR)4]クラスタのより正に荷電したCu2+イオンへの吸着を,CO2およびH2の両方で観察した。しかし,開口金属部位と同等のエネルギーを有する結合部位も両方の吸着物について見出した。CO2とH2のための優先するCu2+イオンについての放射状分布関数(g(r))分析によると,両方吸着物は,MOFの圧力を増減する際に,その部位についての相対占有率の異なる傾向を示した。全体として,本研究により,古典的な分極可能な力場を介して,開口金属部位,および小さな孔径からなるこのMOFにおけるCO2およびH2吸着メカニズムについての洞察を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着剤  ,  分子化合物 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る