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J-GLOBAL ID:201702232500826341   整理番号:17A0567893

Helicobacter pylori感染と下痢型過敏性腸症候群間の関連性の欠如:多施設遡及研究

Lack of Association Found between Helicobacter pylori Infection and Diarrhea-Predominant Irritable Bowel Syndrome: A Multicenter Retrospective Study
著者 (6件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.3059201 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7013A  ISSN: 1687-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:Helicobacter pylori(H.pylori)感染と下痢型過敏性腸症候群(IBS-D)との関連にはまだ議論の余地がある。本研究では,この問題を探究するために遡及研究を行った。方法:8病院からRome III確定IBS-DでH.pylori感染状態が既知の総計502人の入院患者を登録した。最近入院したH.pylori陽性患者を経過観察し,IBS-D臨床経過に対するH.pylori除菌の効果を評価した。結果:502人のIBS-D患者のうち,206人はH.pylori陽性で,感染率は広東省の一般集団と有意な差はなかった(p=0.348)。経過観察患者においては,全体的な症状(p=0.562),腹部痛/不快感(p=0.777),腹部膨満(p=0.736),排便回数(p=0.835),または便の特徴(p=0.928)に関して,H.pylori除菌群と対照群間に有意な差はみられなかった。長期経過観察患者においては,腹部膨満の改善を除いて同じ結果で,H.pylori除菌群の腹部膨満スコアは有意に低かった(p=0.047)。結論:H.pylori感染とIBS-Dの間に有意な相関はみられなかった。概して,IBS-D患者はH.pylori除菌から利益を得ることは無いと思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  感染症・寄生虫症一般 

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