文献

J-GLOBAL ID：201702232523234901   整理番号：17A0701742

血清N結合グリカンのMALDI-IMS-MS分析による食道腺癌と関係した疾患表現型の描写【Powered by NICT】

Delineation of disease phenotypes associated with esophageal adenocarcinoma by MALDI-IMS-MS analysis of serum N-linked glycans

著者 (11件)： Gaye M. M. (Department of Chemistry, Indiana University, Bloomington, IN 47405, USA. [e-mail] [e-mail]) ,  Ding T. ,  Shion H. ,  Hussein A. ,  HU Y. ,  Zhou S. ,  Hammoud Z. T. ,  Lavine B. K. ,  Mechref Y. ,  Gebler J. C. ,  Clemmer D. E.
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 142  号： 9  ページ： 1525-1535  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 患者血清と健康な対照個体から抽出したN結合グリカンはイオン移動度分光分析(IMS),質量分析(MS)とパターン認識法と組み合わせたマトリックス支援レーザ脱離イオン化(MALDI)により分析した。MALDI IMS MSデータはBarrett食道(BE,14名),高悪性度の異型性(HGD,7例),食道腺癌(EAC,20例)と無病対照(NC,17個体)と診断された個人から得られた58血清試料のため反復して収集した。9N結合グリカンの複合移動度分布は90MALDI IMS MSスペクトル(訓練セット)の確立と特徴選択と分類のための遺伝的アルゴリズムを用いて解析した。表現型描写のための二つのモデルを開発し,結果として,四表現型(BE,HGD,EACとNC)は明確に区別した。次に,二つのモデルは26ブラインド測定に対して試験した。興味深いことに,これらのモデルは20ブラインドの正しい表現型予測を可能にした。限られた数のブラインドサンプルに応用したが,この方法は疾患のマーカーとしての可能性あることを血清から分子発見の手段として有望である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 特徴選択 ,  脱着 ,  *表現型 ,  質量分析 ,  *血清 ,  遺伝的アルゴリズム ,  イオン化 ,  患者 ,  移動度 ,  パターン認識 ,  予測
準シソーラス用語： Barrett食道 ,  イオン移動度分光分析 ,  *食道腺癌 ,  *グリカン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  生体物質一般  (EB02010G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 血清 ,  N結合 ,  グリカン ,  IMS ,  MS分析 ,  食道腺癌 ,  疾患 ,  表現型