抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:ヌクレオシド(酸)類似物を服用した後のCHB患者の短時間内に重篤な肝障害が発生する可能性のある機序を検討する。【方法】2014年8月から2015年3月までの間に,南昌大学第一付属病院で入院した慢性HBV感染患者49名および健常ボランティア8名を,ヒト白血球抗原(HLA)-A2によって同定した。慢性HBV感染者における免疫寛容群15例、持続的抗ウイルス治療群20例、停薬復発群14例であった。慢性HBV感染患者の末梢血におけるHBCAG18-27の特異的CD8+Tリンパ球を,HLA-A * 0201制限エピトープペプチド/五量体複合体によって検出した。酵素結合免疫吸着検定法(ELISPOT)を用いて,CD18+Tリンパ球のIFN-ΓとTNF-Αのレベルを検出した。統計学的分析にはノンパラメトリックU検定を用いた。【結果】健常対照群,免疫寛容群,持続的抗ウイルス療法群,および非再発性再発群におけるHBCAG特異的CD8+Tリンパ球の頻度は,それぞれ(0.05±0.05)%,(1±0.05)%,(3±1)%および(4±2)%であった。対照群と比較して,免疫寛容群,持続的抗ウイルス療法群,および再発性治療群の間には,有意差があった(Z=-3,-4,および-3,P<0.01)。治療群と対照群の間には,統計的有意差があった(Z値はそれぞれ--と-2,P<0.05)。治療群と対照群の間には,有意差があった(Z=-3.230,P<0.01)。健常対照群,免疫寛容群,持続的抗ウイルス療法群および停薬復発群における特異的CD8+Tリンパ球発現レベルは,それぞれ2(0’6),16(2’53),106(14’254)および156(28’395)であった。対照群と比較して,免疫寛容群,持続的抗ウイルス療法群,および再発予防群において,有意差があった(Z=-3,-4および-3,すべてP<0.01)。治療群の再発率は,持続的抗ウイルス療法群のそれより有意に高かった(Z=-2.205,P=0.05)。持続的抗ウイルス療法群は,免疫寛容群より有意に高かった(Z=-4.700,P<0.01)。CD8+Tリンパ球のTNF-Αレベルは,それぞれ2(0’5),16(2’32),112(15’283)および195(55’537)SFC/106PBMCであった。対照群と比較して,免疫寛容群,持続的抗ウイルス療法群,および非再発性再発群の間に有意差があった(Z値はそれぞれ--,-4および-3,P<0.01)。治療群の再発率は,持続的抗ウイルス療法群のそれより有意に高かった(Z=-2,P=0.05)。持続的抗ウイルス療法群は,免疫寛容群より有意に高かった(Z=-4.350,P<0.01)。【結論】ヌクレオシドの類似性を有する患者におけるHBCAG特異的CD8+Tリンパ球の数と免疫機能の変化は,重篤な肝障害の原因の一つである可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】