抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「天災は忘れた頃にやってくる」。平成28年4月,熊本で二度にわたる最大震度7の激しい地震が起こり,家屋などに甚大な被害が生じた。関東地方と異なり,近年地震を感じることがほとんどなかった熊本では,震災に対する備えがあまりなされていなかった。大学や研究室も大きな被害を受けたが,地震発生から8ヶ月過ぎ,復興予算による被災機器や設備の更新が始まり,また震災を契機に学内共同研究の芽を育てる活動が新たに開始されるなど,大学全体で復旧が大きく進みつつある。研究室の責任者として災害に如何に備えるか,震災時の状況と教訓を今後のために報告したい。(著者抄録)