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J-GLOBAL ID：201702232938539002   整理番号：17A0702144

感染症の季節性と転帰におけるUV照射とビタミンDの役割【Powered by NICT】

The role of UV radiation and vitamin D in the seasonality and outcomes of infectious disease

著者 (2件)： Abhimanyu (Clinical Infectious Diseases Research Initiative, Institute of Infectious Disease and Molecular Medicine, University of Cape Town, Anzio Rd, Observatory, 7925, Western Cape, South Africa. [e-mail]) ,  Coussens Anna K.
資料名： Photochemical & Photobiological Sciences  (Photochemical & Photobiological Sciences)
巻： 16  号： 3  ページ： 314-338  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1641A  ISSN： 1474-9092  CODEN： PPSHCB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 感染症発生の季節性は環境条件が疾患リスクに大きな影響を及ぼすことを示唆した。に影響する主要な環境因子の一つは,太陽放射,紫外線照射(UVR)を通して主に作用するとビタミンD産生のその後の制御である。ここでは,緯度及び季節により修飾された,UVRとビタミンDは宿主と病原体適応度に影響を及ぼし,細菌,ウイルス及び原虫媒介感染症の転帰に関係づけることができるかを示した。感染症転帰に及ぼすそれらの独立した相補的影響を理解するために,病原体適合性と宿主免疫と動物モデルおよび臨床試験で観察された効果に関係したこれらUVRとビタミンDの作用の分子及び細胞機構の徹底的な比較を行った。UVRとビタミンDは主に抗菌ペプチド産生,及び適応免疫抑制を介して先天性免疫活性化の共通経路を共有している。UVRは皮膚におけるビタミンD非依存性効果,インターフェロンシグナル伝達を活性化する光生成物の生成を誘導するが,ビタミンDは各種組織の範囲内に細胞応答のオートクリンおよびパラクリン変調による大規模な全身効果を持っている。しかし,感染症有病率の季節的パターンが緯度を横切るUVRとビタミンDレベルの変動により主導されるのみである。ベクター媒介性病原体は感染ウイルス複製に有利な気候条件に相関の強い季節性を示した。逆に,インフルエンザAウイルス,Mycobacterium tuberculosis(結核菌)およびヒト免疫不全ウイルス1型のような,病原体はビタミンDとの相互作用を支持する強い証拠を示した。UVRは感染症に対するビタミンD依存性及び非依存性効果を有するこれらの効果は,関心のある病原体に依存して変化すると効果は相補的または拮抗できる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 自然免疫 ,  臨床試験 ,  HIV1 ,  *紫外線照射 ,  ベクター ,  インターフェロン ,  *感染症 ,  相互作用 ,  *ビタミンD ,  *感染 ,  ウイルス複製 ,  病原体 ,  結核菌 ,  罹患率
準シソーラス用語： 動物モデル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 感染症 ,  季節性 ,  転帰 ,  UV照射 ,  ビタミンD ,  役割