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J-GLOBAL ID:201702233054430809   整理番号:17A0491522

谷津干潟(船溜り・三角干潟)における水質・生物・水環境健全性調査

著者 (12件):
資料名:
号: 64  ページ: 75-82 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月01日 
JST資料番号: U0597A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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谷津干潟は,千葉県習志野市に位置する約40haの人工的自然干潟(潟湖化干潟)である。環境保全に資する基礎的データ集積を目的に,干潟の最奥部に位置する船溜りと最前部の三角干潟を対象とした生物指標(付着珪藻(一次生産者)・大型底生動物(高次消費者)),水質および干潟版水環境健全性指標による水環境評価を実施した。その結果,1)付着珪藻の優占種は,船溜りではGomphonema,大三角干潟ではEunotia,Coscinodiscus,Nitzschia,Naviculaなど,小三角干潟ではCocconeis,Gomphonemaであった。これらの生物種を汚濁階級に当てはめると,汚濁~やや汚濁していると評価された。2)底生動物の優占種は,船溜りではBatillaria cumingii,Hediste,大三角干潟ではHaliplalannella luciae,Batillaria cumingii,Hediste,小三角干潟ではPagurus minuts,Hedisteであり,これらの生物種を汚濁階級に当てはめると,汚濁していると評価された.3)水質は各地点での変動が大きく,CODは船溜りの1地点を除き類型Cであった。以上から,結論として谷津干潟は汚濁していると評価され,干潟版水環境健全性指標による健全性調査においても同様に,谷津干潟の健全性は高くないと評価された。
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分類 (2件):
分類
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水質調査測定一般  ,  個体群生態学 

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