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J-GLOBAL ID：201702233063628231   整理番号：17A0456073

椙山女学園大学における食環境整備-第5報:学生食堂における学生の昼食選択支援対策の改善に関する検討-

著者 (6件)： 中島正夫 (椙山女学園大 教育) ,  中島正夫 (椙山女学園食育推進セ) ,  大島千穂 (椙山女学園大 生活科学) ,  續順子 (椙山女学園大 生活科学) ,  續順子 (椙山女学園食育推進セ) ,  三田有紀子 (椙山女学園大 生活科学)
資料名： 椙山女学園大学研究論集 自然科学篇  (Journal of Sugiyama Jogakuen University. Natural Sciences)
号： 48  ページ： 79-88  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： L1517A  ISSN： 1340-4067  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 椙山女学園食育推進センターでは,平成20年に策定した「椙山女学園食育推進基本方針」を踏まえて,大学における食育の一環として大学と協働して食環境整備の取り組みを行うこととした。平成22年度には,学生を対象として学生食堂における食選択の理由などについて調査し,食環境整備に関する取り組みの方向性について検討した。そして,平成23年4月に,推進センター,学生食堂業者,管理栄養学科教員等で構成するプロジェクトチームを設置し,同年後期から提供メニューの改善,啓発資料の作成・掲示,提供メニューの栄養面などを記載したメニューカードの作成・掲示など,学生食堂の食環境整備に取り組んできた。平成25年度に,取り組みの効果を評価する調査を行った中で,学生食堂での昼食の選択理由は,多い順に気分,好み,値段の順で,栄養バランスは10%程度にとどまるなど,取り組み前と比べて変化が乏しかった。そこで,食環境の更なる改善を検討するための資料を得ることを目的に,取り組みに関する学生の意識などを再度調査した。その結果,学生の多くは,高等学校までに学んだ食に関する知識が定着しておらず,食の選択の際に栄養バランスについて配慮していない状況が浮き彫りされた。著者らは,当面,栄養表示を参考にして適切に食を選択できる学生を育てるための環境整備を追求したいと考えている。

シソーラス用語： *大学 ,  *レストラン ,  *環境 ,  *環境整備 ,  教育 ,  食事 ,  情報サービス ,  アンケート ,  献立
準シソーラス用語： *学生食堂 ,  情報提供 ,  食育 ,  *食環境 ,  昼食 ,  メニュー ,  栄養バランス

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 食環境 ,  整備 ,  学生食堂 ,  学生 ,  昼食 ,  支援 ,  対策