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J-GLOBAL ID：201702233551246096   整理番号：17A0524569

各種トリアリールホスフィンを含有するRuHCl(CO)(PAr₃)₃およびRuH₂(CO)(PAr₃)の合成ならびに立体的充満芳香族C-H結合のアリール化のための利用

Syntheses of RuHCl(CO)(PAr₃)₃ and RuH₂(CO)(PAr₃)₃ Containing Various Triarylphosphines and Their Use for Arylation of Sterically Congested Aromatic C-H Bonds

著者 (5件)： OGIWARA Yohei (Keio Univ., Kanagawa, JPN) ,  MIYAKE Masashi (Keio Univ., Kanagawa, JPN) ,  KOCHI Takuya (Keio Univ., Kanagawa, JPN) ,  KAKIUCHI Fumitoshi (Keio Univ., Kanagawa, JPN) ,  KAKIUCHI Fumitoshi (JST-ACT-C, Saitama, JPN)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 36  号： 1  ページ： 159-164  発行年： 2017年01月09日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種トリアリールホスフィン類(PAr₃)を含有する一連のRu錯体,一般式RuX(CO)(PAr₃)₃(X=HCl,H₂)の合成を行った。これらをRu錯体の立体的に充満したオルトC-H結合芳香族ケトンの,直接的アリール化用の触媒調製の一環として自験例として報告した。その結果これらの錯体の構造的ならびに分光学的データにおける著明な差異は見られなかった。けれども芳香族ケトン(ベンゾフェノン系)のオルトC-H結合芳香族ケトンの直接的アリール化で得られた収率は,触媒中のPAr₃に依存していた。またm-置換PAr₃はアリール化物の比較的高収率をもたらした。したがって調製した本Ru触媒の近接性に言及した。

シソーラス用語： *ルテニウム錯体 ,  クロロ錯体 ,  錯体生成 ,  ホスフィド錯体 ,  カルボニル錯体 ,  エステル ,  *有機ホウ素酸 ,  *ホスフィン誘導体 ,  *立体障害 ,  *アリール化 ,  C-H結合 ,  芳香族化合物 ,  有機リン化合物
準シソーラス用語： ボロン酸エステル

分類 (1件)： 置換反応  (CF02020B)

物質索引 (15件)： 2,2′-ジフェニル-3,3′,5,5′-テトラメチルベンゾフェノン ,  2-(m-トリル)-3,5-ジメチルフェニルtert-ブチルケトン ,  2-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]-3,5-ジメチルフェニルtert-ブチルケトン ,  2-フェニル-3,3′,5′-トリメチルベンゾフェノン ,  2-フェニル-3,5-ジメチルフェニルtert-ブチルケトン ,  3,5-ジメチルフェニルtert-ブチルケトン ,  3,5-ジメチルフェニルボロン酸2,2-ジメチル-1,3-プロパンジイル ,  3-メチルフェニルボロン酸2,2-ジメチル-1,3-プロパンジイル ,  4-(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸2,2-ジメチル-1,3-プロパンジイル ,  トリ(p-トリル)ホスフィン ,  トリス(3,5-ジメチルフェニル)ホスフィン ,  トリス(4-フルオロフェニル)ホスフィン ,  トリス(m-メチルフェニル)ホスフィン ,  トリフェニルホスフィン ,  ビス(3,5-ジメチルフェニル)ケトン

タイトルに関連する用語 (6件)： CO ,  PAR3 ,  立体 ,  芳香族 ,  C-H結合 ,  アリール化