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J-GLOBAL ID：201702233901690040   整理番号：17A0535125

分子動力学シミュレーションからの窒化ホウ素ナノリボンの格子熱伝導率【Powered by NICT】

Lattice Thermal Conductivity of Boron Nitride Nanoribbon from Molecular Dynamics Simulation

著者 (3件)： Zhang Yuan (School of Science, Hubei University for Nationalities) ,  Zhu Yongdan (School of Science, Hubei University for Nationalities) ,  Li Meiya (School of Physics and Technology, Wuhan University)
資料名： Wuhan University Journal of Natural Sciences  (Wuhan University Journal of Natural Sciences)
巻： 21  号： 6  ページ： 461-465  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1152A  ISSN： 1007-1202  CODEN： WUNSFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 窒化ホウ素ナノリボン(BNNR)の格子熱伝導率を平衡分子動力学(EMD)シミュレーション法を用いて計算した。線形応答理論から導いたGreen-Kubo関係を熱流自己相関関数(HCACF)から熱伝導率を取得するために使用した。選択BNNRシステムのHCACFは非常に速い減衰の傾向を示し,次に非常に遅い減衰過程により,最終的に,約3ps以内で零に近づいた。格子熱伝導率の収束をBNNRの熱伝導率は,周期的境界条件を持ついくつかの千の原子を用いたEMDシミュレーションによりシミュレートできることを示した。結果は,BNNR窒化ホウ素(BN)単分子層のフォノン境界散乱はBNNRにおけるフォノン輸送を有意に抑制することを示しているよりも低い熱伝導率を示すことが分かった。BNNR中の空孔は格子熱伝導率に大きく影響する,詳細に,BNNR中の空格子点の僅か1%濃度は室温での格子熱伝導率の60%の減少を誘導する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 自己相関関数 ,  *窒化ホウ素 ,  フォノン ,  シミュレーション ,  *熱伝導率 ,  散乱 ,  線形応答理論 ,  熱流 ,  単分子層 ,  *分子動力学
準シソーラス用語： フォノン輸送 ,  周期的境界条件 ,  *格子熱伝導率 ,  *ナノリボン ,  *分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 平衡分子動力学(EMD)シミュレーション ,  格子熱伝導率 ,  窒化ホウ素ナノリボン(BNNR) ,  境界散乱

分類 (4件)： 塩  (CD01050V) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  物理化学一般その他  (CB01030T) ,  半導体結晶の電子構造  (BM02060N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子動力学シミュレーション ,  窒化ホウ素 ,  ナノリボン ,  格子熱伝導率