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J-GLOBAL ID:201702233901962176   整理番号:17A0014329

熱力学的に安定な系中で高いSiO2/Al2O3比を持つEU-1分子ふるいの制御可能な合成

Controllable synthesis of EU-1 molecular sieve with high SiO2/Al2O3 ratios in thermodynamic stable sol system
著者 (9件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 1557-1565  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: W1100A  ISSN: 1380-2224  CODEN: JPMAFX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,アルカリ源としての水酸化ナトリウム(NaOH)を水酸化テトラエチルアンモニウム(TEAOH)で置き換えたTEAOH-SiO2-Al2O3-HMBr2-H2O系中で,高シリカEU-1分子ふるい合成のための新たな環境に優しい方法を設計した。合成試料の物理化学的特性を,X線粉末回折(XRD),電気泳動装置,正確なpHメーター,走査電子顕微鏡,フーリエ赤外分光(FT-IR),熱重量分析(TG)および温度プログラムされた脱着(NH3-TPD)といった方法により評価した。研究結果は,アルカリ源としてTEAOHを用いることで,EU-1分子ふるいのSiO2/Al2O3比が706に達し得た。生成物のSiO2/Al2O3比は,テンプレート剤の増大に伴い1048まで大きく改善された。新たな合成経路は合成相領域も大きく広げた。TEAOHゾル系のゼータ電位の絶対値は,NaOHゾル系のものより明確に高く,純粋な高シリカEU-1分子ふるいの合成に対して,前者のゾル系の熱力学的安定性が高くそして優れていることを示している。生成物のFT-IRスペクトルおよびTG/DTG図は,最終生成物中に吸蔵されたTEA+が,電気陰性フレームワークとバランスできることを示した。強い,弱いそして全酸性度の量は,SiO2/Al2O3比の上昇と共に低下した。メタノールから炭化水素への触媒結果は,新たな方法で作製した分子ふるいがより良い触媒性能を持つことを実証した。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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合成鉱物  ,  吸着剤 
物質索引 (3件):
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