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J-GLOBAL ID：201702234093237785   整理番号：17A0453608

Y_3Cu_9(OH)4 19Cl_8における強い磁気フラストレーション:変形したカゴメ反強磁性体【Powered by NICT】

Strong magnetic frustration in Y₃Cu₉(OH)₁₉Cl₈: a distorted kagome antiferromagnet

著者 (8件)： Puphal Pascal (Physikalisches Institut, Goethe-University Frankfurt, 60438 Frankfurt am Main, Germany. [e-mail]) ,  Bolte Michael ,  Sheptyakov Denis ,  Pustogow Andrej ,  Kliemt Kristin ,  Dressel Martin ,  Baenitz Michael ,  Krellner Cornelius
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 5  号： 10  ページ： 2629-2635  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Y_3Cu_9(OH)19Cl_8の結晶構造と磁気的性質,わずかに歪んだKagome層を有する化学量論的フラストレートした量子スピン系を提示した。Y_3Cu_9(OH)19Cl_8の単結晶を水熱条件下で成長させた。構造を単結晶X線回折から決定したおよび中性子粉末回折により確認した。観察された構造は,密接に関連したYCu_3(OH)6Cl_3とは対照的に,わずかに歪んだカゴメ層に導く二つの異なるCu位置を明らかにした。 100KのためのWeiss温度θ_Wと高温でCurie-Weiss挙動,カゴメ面内の大きな支配的な反強磁性結合を示した。単結晶の比熱と磁化測定はT_N=2.2Kθ_W/T_N≒50の顕著なフラストレーションパラメータを示しで反強磁性転移を明らかにした。粉末試料および単結晶の光透過実験は,構造的知見を確認した。YCu_3(OH)6Cl_3 0.4Kまでの比熱測定は,そのシステムの提案された量子スピン液体状態を確認した。二Y Cu OH Cl化合物はスピン液体状態と強くフラストレートしたA FM秩序状態と密接に関連した構造を調べ,カゴメ格子におけるフラストレーションを放出するわずかに独特な環境状況を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *銅 ,  結晶構造 ,  比熱 ,  単結晶 ,  *磁気 ,  磁化特性測定 ,  化学量論 ,  *反強磁性体
準シソーラス用語： カゴメ格子 ,  スピン液体 ,  量子スピン液体 ,  Weiss温度 ,  粉末中性子回折 ,  単結晶X線回折 ,  量子スピン系 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 磁気フラストレーション ,  反強磁性体