文献
J-GLOBAL ID:201702235243504629   整理番号:17A0313876

腫瘍イメージングと深部組織治療のための二重標的化発光性金ナノクラスタ【Powered by NICT】

Dual targeting luminescent gold nanoclusters for tumor imaging and deep tissue therapy
著者 (9件):
資料名:
巻: 100  ページ: 1-16  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
腫瘍に特異的な細胞外および細胞内両受容体への二重標的化は,癌の診断と治療のための重要な手法である。本研究では,二重標的化機能を有する新規ナノプラットフォーム(AuNC cRGD Apt)は最初は腫瘍細胞の細胞質と核における過剰発現したヌクレオリンに高親和性であることを腫瘍組織とアプタマーAS1411(Apt)の表面上に過剰発現したα_vβ_3integrinsに特異的な環状RGD(cRGD)を持つ金ナノクラスタ(AuNC)を結合することにより確立した。AuNC cRGD Aptは,近赤外(NIR)蛍光染料(MPA)で官能化し,NIR蛍光二重標的化プローブAuNC MPA cRGD Aptを与えた。AuNC MPA cRGD Aptはin vitroとin vivoの両方レベルで低い細胞毒性と良好な腫瘍標的化能力を示し,腫瘍イメージングのためのその臨床的可能性を示唆した。さらに,細胞核におけるインターカレーションDNAによる癌細胞を殺すことを広く使用されている臨床化学療法薬ドキソルビシン(DOX)はプロドラッグ,AuNC DOX cRGD Aptを形成するAuNC cRGD Apt上に固定化した。このプロドラッグの腫瘍親和性の増強,深部腫瘍侵入と改良された抗腫瘍活性は異なる腫瘍細胞系,腫瘍スフェロイドおよび担癌マウスモデルで示された。本研究の結果は,腫瘍標的化造影のための二標的化配位子で修飾した非毒性AuNCの展望を示唆しているが,癌治療の分野におけるプロドラッグ設計に対するコアとして二重標的化AuNCの有望な将来性を確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 

前のページに戻る