文献

J-GLOBAL ID：201702235643235145   整理番号：17A0177931

異なる土地条件における飼料用米振興施策の効果-農地維持管理を目的とする集落営農法人の事例比較-

著者 (1件)： 小川真如 (早稲田大 大学院)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 54  号： 4  ページ： 78-83  発行年： 2017年01月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飼料用米生産の振興に係る検討や議論は,既に1980年代には始まっており,飼料用米生産の拡大には補助金需給が不可欠で財政負担増加が課題である点が共通認識されていた。飼料用米への助成制度は,ほぼ全国一律の基準で助成され,土地条件との関連はなされずに行われている。本稿では,高齢化の進む地域における小規模な益田市の集落営農法人を対象に,飼料用米生産が農地の維持管理や経営に及ぼす効果について検討し,現行施策の持つ課題について考察した。

シソーラス用語： *飼料用米 ,  管理 ,  法人体企業 ,  生産 ,  制度 ,  *拡大 ,  *農業政策 ,  島根県
準シソーラス用語： 益田市 ,  助成制度 ,  *生産拡大 ,  農業生産法人 ,  農地管理 ,  米生産

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  稲作  (FC03020C)

引用文献 (11件)：

• 安藤光義(2016):「水田農業政策の展開過程-価格支持から直接支払へ-」,『2016年度日本農業経済学会大会報告要旨』,大会シンポジウム 第1報告,pp.S10-S32.
• 梶井功(1979):「水田利用再編対策に長期展望があるか」,『農業および園芸』,54,pp.13-18.
• 柏雅之(2002):『条件不利地域再生の論理と政策』,農林統計協会.
• 中野真里(2011):「飼料用米の現状と課題」,『調査と情報』,716,pp.1-10.
• 西村和志(2005):「飼料用イネ取り組み要因と導入行動に関する考察-九州における事例分析-」,『農業経営研究』43(1),pp.95-99.

タイトルに関連する用語 (6件)： 土地 ,  飼料用米 ,  施策 ,  農地 ,  維持管理 ,  集落営農